小さいからこそ、ほっこり、ほわっと
わたしが小さい時、
全国とか県内全域でチェーン店がある
大きなスーパーはなかった。
田舎に住んでいたせいもあるけど、
町には、個人商店が多くて、
小さなスーパーが数軒あるような感じ。
いまは、そこそこ都会に住んでいるので、
全国チェーンのスーパーも、
24時間営業のスーパーもある。
「また、コンビニ?」っていうぐらい、
コンビニも多い。
そんな中、あえて、個人商店で
お買物をするのが気に入っている。
近くには昔ながらの商店街がある。
八百屋さん、お豆腐屋さん、鶏肉屋さん、
乾物屋さん、和菓子屋さんなどなど、
小さなお店が並ぶ商店街。
お豆腐屋さんと鶏肉屋さんで
よく買い物をする。
買い物をする時は、
「寒いね~」とか「今日は休み?」とか、
ちょっとおしゃべりする。
買い物をしない日でも、お店の前を通れば、
「こんにちは」って声をかけてくれる。
小さな文房具屋さんも近所にある。
色ペンはそこで買うと決めている。
商品が並んだお店には誰もいなくて、
「こんにちは!」と声をかけたら、
奥から、ご主人が出てくる。
「このペンは、色が薄めやけど、大丈夫?」
大きなスーパーの文房具コーナーでは、
こんなこと聞いてくれないもん。
もちろん、大きなお店が便利な時もあるし、
気持ちよく買い物できる時もあるよね。
でも、小さなお店だからこそ感じられる
あたたかさがあるし、ほっこりする。
ちょっと言葉をかわすだけでも、
こころが、ほわ~っとするもん。
やっぱりいいよね~
こういう場所があるってラッキー!
でも、どのお店も、ご主人さんたちが、
まぁまぁ、ご高齢でね。
これからも元気で、長くお店を続けてほしいな~