見出し画像

滞在許可証Permesso Di Soggiornoの受け取り

4月に滞在許可証の更新手続きに行ってから待つこと半年…
やっと受け取ることができた。

出来上がったらSMSか電話が来ると友人に言われたが、私には届かなかった。
自分で申請をした警察署(Questura)のオンラインサイトにアクセスし、出来上がったか確認する。
2ヶ月に1回、100ページにも渡る受け取り可能リストが更新されるみたいだ。
引き換えチケットの番号を探すと日にちと指定時間が書いてあるのでその日時に取りに行く。

受け取り日当日

私の受け取り時間は12:13という1分刻みの時刻。
余裕を持って30分前から並ぶ。

建物の外で待たせられるが、更新手続きする人、受け取りだけの人、書類不備で出戻りの人、全員同じレーンに並ばされる。
予約時間も無視、ただみんなひたすら並ぶのだ。

係員が中から出てくると、待ってましたかのようにみんな集って質問攻め。
いつまで待たせるんだ、とか、私はここに並んでていいのか、とか…
でもその係員が何時の予約なんだと聞くと、みんな日にちも違えば時間も3時間前だったり…
並んでる人はみんな勝手だし、警察署側もレーン分けして並ばせれば仕事の効率進むのにと思うところは多々あるが、私は無言でひたすら待つ。
しかし小さいアジア人女性が一人で並んでると、高身長がっちり体型の黒人さんによくナメられる。
外に並ぶこと1時間、後ろに並んでた黒人男性に何食わぬ顔でズル混みをされた。
私が口を開いたのはここだけ「お兄さん、私が先だよ」と言うと、この人イタリア語話せたんだとびっくりした顔でごめんごめんと元の順番に戻してくれた。

何度も言うが、ここは戦場。
ナメられたら終わりだ。

いよいよ中へ

予約時間から1時間を越えた頃、やっと中に案内されたが次は受付の人に番号もらうのに10分(しかも受付は全員にキレ気味で話してくる)、番号もらってからは40分待たされた。

やっと番号札の番号が呼ばれたので窓口へ。

必要だったものは
・引き換えチケット
・前の滞在許可証の原本
・パスポート

受け取り自体は10分で終わった。
窓口のお姉さんもそれはもう無愛想だこと。

次の更新は10年後

12:13の予約で11:45から並んで、全て終わったのが14時頃。
一応これで私は永住権を取得できたことになるが滞在許可証は10年ごとに更新しなくてはならない。
10年後にはもう少し要領の良い仕事ができる国になっていることを願う。

とりあえずA5のペラペラ紙の滞在許可書からカードに切り替わって嬉しい。
これでヨーロッパから出れるぞー!

いいなと思ったら応援しよう!