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200☆イタリアの付加価値税がカオスだった

ぼんじょーるの!
暑さのピークは昨日だったのか過ごしやすい土曜の朝です。

起きたらついテレビでオリンピック見ちゃう(笑)。
時差7時間です。

東京も良いお天気ですね。

今朝はアーチェリーを見ました。


イタリア、惜しくも銀。
ホントに最後で緊張を緩めるためにした呼吸でくるっちゃった感じ。
地味だけど手に汗握る競技ですね、アーチェリー。

さて、何気なくスーパーのレシートを見ていてわりと最近、気づいたことなんですけどね。

なんだか分かりますか?
左から「Descrizione件名」、「IVA付加価値税」、「Peezzo金額」です。
日本ではいま、一律10%でしたっけ?

イタリアではモノによって税率が変わってきます。
このスーパーのレシートで見ると、4%、10%、22%と違いがありますね。

これまで全く気にしたことがなかったのですけど、この機会に何にどれだけかかってるのかチェックしてみることに。

【税率4%】
パスタ
野菜・果物
チーズ
バター

【税率10%】
精肉
ツナ缶

ヨーグルト
塩漬けオリーブ缶詰め

【税率22%】
豆乳
ビニール袋

この日はたまたま食品しか買わなかったからこんな感じだったのですね。
自分でも何にどれだけかかってるのか意識してなかったからビックリなんですけど、精肉や卵って、パスタや果物より税率が高いのねぇ。

豆乳はなぜに22%なんでしょう。
これは洋服やバッグと同じ税率です。
イタリアの一般的な食生活に必要ない、いわゆる「嗜好品」扱いになるのかなぁ?

あと、乳製品もひとくくりじゃなくて、バターとチーズは4%なのにヨーグルトは10%。
これもやはり、ヨーグルトは昔ながらのイタリア食じゃないからかな。
牛乳を買ってたらそれは4%だったのかしらん。。。

気になったので調べてみました(笑。

Aliquote IVA: al 10% per il latte
L'IVA del latte non è al 4% ma al 10%: ecco in quali casi si applica l'aliquota maggiorata
リンク
www.laleggepertutti.it


ええっ!!

牛乳は、買う人によって税率が異なるレアケースでした。

一般消費者が買う場合は4%だけど、菓子店やジェラート屋さんなど事業者が買う場合は10%。
なぜに???

そして、牛乳にかかる税率をどうやって区別してるのかというと、包装容量によるのですって!
10リットルとか20リットルの大容量パッケージだと10%の税率が課され、
500ミリリットルや1リットルなど少量だと4%……そんなんでいいの?!

さすが、付加価値税も安定のカオスなイタリアでした。
裏切らないわぁ(笑。

そして昨日、試しにトイレットペーパーを買いにスーパーへ。

トイレットペーパーは税率22%。
生活必需品ではあるけど、工業製品は高付加価値なのか。

昨日は昼からむちゃくちゃ暑くて熱風が吹いてましたけど、夕方大家さんが電気メーターチェックに来ることになったので湖へも行けず(涙。

カラダを冷やすためにジェラートも買いました。
ティラミス味です。
ホントはバニラを買ってアッフォガートにしたかったけど、なかったのでこれにエスプレッソかけるつもり。

先日、海辺のディナーで友だちが持ってきてて美味しかったチョコレートムースも。
メーカーは違うけど、同じものかなと。

これらの税率はいずれも10%でした。
さすがのイタリアでも、やはりデザートは食べなくても生きていけるものということですね(笑。


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