人生100歳時代 どう生きる?
人生100年、もろ手を挙げて喜べる人はどれほどいる?
ちょうど私が生まれる、ちょっと前のこと。
日本は経済成長を遂げて、生活は豊かになりました。
学校へ行き、就職して、結婚して、子育てして、退職後は年金で余暇を楽しみ、家族とつながりながら、生涯を暮らす。
ん?今はどうだろう。
貧困は、より身近に広がっています。
とくに一人親家庭では、世界で最低水準。
賃金は30年間停滞し、非正規雇用は増える一方です。
そんな生活の不安から私たちを守ってくれるはずの国は?
単身者が最も多い現在、未だ4人家族をモデルにサービスを提供し、私のような離婚、単身者はまるで存在しないかのようです。
公共ではカバーしきれないと、「家族」という最少単位にコミュニティ機能を一手に任せています。結果、家事に子育て介護、一任された人は疲弊して。。。
お金も、働き甲斐も、安心できるところもなくなる一方で、
からだや心のケア、生きるために必要な生活資源も有償化され、
お金で解決することばかりが増えていく、矛盾したご時世。
そんな時代に、100歳の階段を登っていく。
「どうやって、生きていく?」おーまいがっ(泣)。
でも「人生100年を、幸せに生きたい」という希望は、あります。
その願いから「いただきます」食の楽校は、生まれました。