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2023年は「国際雑穀年」 雑穀ってスゴイ!!

はじめまして。
旅行や自然、食べることが好きな、沖縄生まれ沖縄育ちのれいです。

大学生の時に初めて、樂園カフェでアルバイトを始めました。

「食べるもの」から環境や社会を良くできることを知り、もっともっと学んで伝えていきたいと思い、幾つかの仕事を経て、この春からまた樂園カフェと浮島ガーデンで働き始めました。

働き始めて、私が一番衝撃を受けたのは、雑穀の美味しさと面白さです!
そんな驚きをお伝えできたらな〜と思います。


西表島の農家民宿マナの石原和義さん(左から4人目)と一緒にパチリ。合宿でお世話になりました。

◇私たちについて
沖縄県那覇市で、五穀や島野菜を使ったヴィーガン料理を提供する「浮島ガーデン」 と、系列店の「樂園カフェ」で働く仲間です。「『いただきます』から世界を変えよう!」をテーマに、「食べること」について学んでいます。普段は料理や接客をしているので書くことには不慣れです。どうぞ温かく見守ってください。ご意見やご感想をいただけると励みになります。

雑穀ってなぁに?

突然ですが、今年2023年は「国際雑穀年」なのだそうです!

「国際雑穀年」とは…
栄養価が高く、やせた土地でも生育しやすく、気候の変化にも強い雑穀の可能性や重要性に注目しようと、第75回国連総会で国連食糧農業機構(FAO)が制定しました。詳しくは、国際農林水産業研究センター(国際農研究)のサイトでチェックしてみてくださいね。

雑穀は、一つ一つが粒の小さな穀物のこと。一般的に「米」以外の穀物で、「あわ」「ひえ」「きび」「ごま」「そば」「豆」などのことです。

浮島ガーデンと樂園カフェでは、これら雑穀を使った商品やメニューがあります。少しだけご紹介しますね。

驚くことに、雑穀を使って肉や魚の味わいが作れるんです!

◆沖縄県産有機タカキビを使った雑穀パテ

樂園カフェの雑穀バーガー。まるでお肉のような味わい!

畑のひき肉と呼ばれているタカキビは、食物繊維やビタミンが豊富! 有機野菜も入って食べ応えあるのにヘルシーで栄養満点なバーガーです。

◆有機ヒエを使ったフィッシュフライ

ヒエのお魚風フライ。魚みたいなのに雑穀なんです!

とっても小さな白い雑穀ヒエ。寒い地域でも育つことから、「冷え」に強いという語源からその名がついているそう。身体を温めてくれて、冷え性改善に最適です。

やんばるの有機山芋と焼き海苔を使っていて、白身魚そっくりの味わいと食感に仕上がっています。

◆有機はだか麦を使ったやいま味噌餃子

冷凍食品ハーベストミートの餃子です!

プリッとした食感のはだか麦は食物繊維が白米の10倍以上あると言われており、美容と健康に良い餃子です。石垣島のやいまの米味噌を使ってお肉風にアレンジし、ニンニクやニラでパンチを効かせています。

雑穀の可能性に衝撃しかない!

私が衝撃を受けたのは、美味しさはもちろんなのですが、雑穀という小さなつぶつぶなのに、本当にお肉やお魚を食べているように感じられるということ!

「えっ、これお肉だよね!?」

「これ魚じゃないの!?」

初めて食べる方は皆さんすごくびっくりしていますよ。

しかも、雑穀は栄養たっぷりで美容や健康にも良く、環境にも良い!

いろいろなお料理に変化するし、栄養もバッチリだし、環境にもいい!

な〜んて、雑穀は良いことづくしだなと思いませんか?

もう少しだけ、雑穀について調べたことを紹介させてください!。

雑穀が注目される理由は主に二つ!

大好きなモチキビ、美しいですね〜!

一つ目は、栄養価がとても高いこと。

食物繊維、抗酸化物質、タンパク質、鉄分などのミネラルが多く含まれており、「栄養穀物」と呼ばれるほど健康にいい影響を与えてくれます。

これらの栄養は日頃よく食べている米や小麦よりも多く含まれているそうです。そのため、深刻な食料不足のある地域では貴重な栄養源になります。

二つ目は、過酷な環境でも栽培しやすいこと。

雑穀は乾燥した土地や栄養の少ない土地でも育てやすく、干ばつや害虫にも強いのが特徴です。

近年は気候変動や自然災害が増え、農業にも大きな被害が出ています。そんな中、雑穀は他の農作物に比べて育てやすいため、食糧危機を救うことにも繋がるのではないか、と言われています。

雑穀の可能性

あ〜雑穀のことを語り始めると止まりません!
皆さん、雑穀ってスゴイと思いませんか?

雑穀にはたくさんの魅力と可能性が詰まっています。

世界では雑穀が注目され、国際雑穀年まで制定されました。

雑穀を広く栽培し、食料として利用することは、SDGs(持続可能な開発目標)の「飢餓をゼロに」「全ての人に健康と福祉を」「気候変動に具体的な対策を」の達成に繋がると思います。

浮島ガーデンではオープン当初から、雑穀を使った料理を提供することで雑穀の魅力を伝え、有機雑穀の農家さんを応援し続けています。

そうすることが雑穀の生産量を増やし、ここ沖縄の食料自給率のアップや自然を守ること、貧困問題の解決につながると信じているからです。

まだまだお伝えしたいことがあるのですが、それはまた次回に😉

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

(れい)


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