【SketchUp #08】SketchUp Diffusionを試してみた
SketchUpの基本チュートリアルを終え、次に何をしようかと迷っていたときに見つけたのが、SketchUp Diffusionという生成AI機能です。興味が湧いたので、さっそく試してみました。
SketchUp Diffusionとは?
SketchUp Diffusionは、生成AIを利用してモデルの画像をさまざまなスタイルに変える機能です。プロンプトを入力するだけで、水彩画のような柔らかいタッチや、写真のようにリアルな質感を持つ画像を自動生成してくれます。太っ腹なことに、無料のウェブバージョンでも使えます。
実際に試してみて
今回は、SketchUpの基本チュートリアルで作った公園の遊具を使ってSketchUp Diffusionを試してみました。
影が生成結果に影響
モデルの影を認識してしまいます。影部分がまるで階段や地面の一部のように着色されてしまうことがありました。これが原因で、仕上がりが不自然になってしまいます。
影を非表示にしてみてもイマイチ
モデルから影を非表示にした状態で出力してみたところ、今度は意図しない場所に影ができてしまう画像になってしまうことも。影がないことで、立体感が薄れてしまうのかもしれません。
モデルの複雑さがカギ?
シンプルなモデルよりも、見本ページのように細かく作り込まれたモデルの方が、生成AIとの相性が良いのかも。例えば、遊具だけでなく周囲の景観も作り込むと、より意図した結果が期待できるかもしれません。
SketchUp Diffusionの感想
SketchUp Diffusionは、アイデアを広げる実験的なツールとしては非常に面白い機能です。しかし、意図しない出力が多く、用途や期待に応じて工夫が必要だと感じました。
まだ発展途上ですが、可能性は無限大だし、今後の機能改善を期待します。もしかしたら、アート作品の制作やコンセプトデザインなど、創造性が求められる分野で活用できるかもしれません。
ついでにAdobe Fireflyという他の生成AI機能を使ってみました。
あれ、同じ遊具の画像なのに、全くレベルが違う結果に!同じプロンプトなんだけど。
がんばれ、SketchUp Diffusion!