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IT初心者に必要なのは「これだけ覚えればいい」の安心感

こんにちは!
今日もシリーズ「母、テクノロジーに触れる。」をお届けします🎉

冬休みの間に母にいろいろなデジタル操作を教えた話をしていますが、今日はその中で気づいた「限定された操作」の大切さについてお話ししたいと思います。


選択肢が多すぎる問題、ありませんか?


ITサポートをしているとよく聞く困りごと、それは「選択肢が多すぎて、何をどうすればいいか分からない」という声。例えば、新しいアプリをインストールしたらボタンがいっぱい!画面のどこを押していいか分からない!ってこと、ありませんか?

便利な機能がたくさん詰まっているのはありがたいんですが、ITが苦手な人にとっては選択肢が多いほど難しく感じるんですよね。さらに説明書に出てくるカタカナ用語や専門用語が混乱を招く原因になることも…。

初心者にちょうど良いApple Watchの機能


そんな中、母が触れてみたApple Watch。「これ、実は初心者にちょうどいいのかも!」と思ったんです。

それは、Apple Watchのデザインはすごくシンプルだから。横にボタンが2つだけ。画面に表示される情報も少なくて、コンパクト。もちろん、カスタマイズすれば多機能にできるんですが、最初からたくさんの機能を使いこなす必要はありません。時計という狭い枠の中で操作が制限されているから、母にとっては混乱しにくかったみたいです。

「限定」がもたらす安心感


ここで大事なことに気づきました。それは「限定された操作」が初心者にはちょうどいい、ということ。選択肢が少ないと、「これを押せばいいんだ!」という安心感がありますよね。多くのことを求められないので、母も操作を楽しんでくれました。

これはITツール全般に言えることかもしれません。たとえば、初心者向けのシンプルなアプリや、分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)を選ぶことでストレスがぐっと減るはずです。

多すぎる選択肢より「ちょっと」でいい


私たちが普段使うITツールには、つい「多機能」を求めがち。でも、機能が多すぎると使いこなせないこともある。だからこそ、選択肢を絞ることの大切さを母から教わりました。少ない選択肢が、迷いを減らし、楽しく使える鍵になるんですね。

また母の練習が進んだら、「母、テクノロジーに触れる。」シリーズを更新したいと思います。楽しみにしていてください!


それではまた。
みゆき



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