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青空は好きなんだけど眩しいのは嫌い。
夏は特にずっと日陰で過ごしていたい。

久しぶりにセミハードケースを背負って外に出たあの日、やけに眩しい太陽のせいでくらっと目眩がした。背中は汗で蒸れてじとっとしてTシャツが気持ち悪かった。
日傘で覆いきれないから、ケースも焦げる〜って苦しかったろうね。すまん。
うっすら日焼けした指先がちょっとだけ恥ずかしい。世間は白肌ブームですからね、勝手に中間色代表させてもらってます。

じめっとした夏の夜も嫌い。いわゆる熱帯夜みたいな。街灯のない暗がりを歩いて、サァーって葉同士が擦れる音がして、その隙間から見える夜の星が綺麗で。それだけは夏にしか見られないしちょっと好きなんだけどさ、見たくて夜の散歩していたら大抵生憎の曇り空なの、なんで?月だけはぎりぎり見えるんだけど、違うの、あんたじゃない。

毎日「夏嫌い、まじ無理、嫌!!!」とか言っている夏が終わりかけている。そして毎年思う、夏、悪口ばっかりでほんとにごめん。

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