拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.8
ITパスポートの過去問にこんなものがありました。
DBMSとは、データベース管理システム(Data Base Management System)のことです。
データベースとは、簡単にいえばエクセルのような、表にデータを入れてまとめたものです。
データの中身については後に出てくる【演習】で見るとして、ここではこの「情報の塊(配列)」について、次のことを覚えておきましょう。
〇 勝手に書き換えられないようにアクセス権が管理されている (設問a)
〇 障害に備えてバックアップから復旧できるようになっている(設問b)
〇 複数の人が同時に見られるようになっている(設問c)
▼ ファイアウォールは、許可されていない通信を通さない壁(門番)のことですが、データベースに備わっている機能ではありません。
ここから先は、実際のデータを見ながら用語を説明していきます。
<演習>
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、『sAccess』というデータベースの学習システムがあります。
sAccessをクリックして、下のような画面が出てきたら「生徒名簿」を選択して「プリセットDB選択」をクリックしてください。
とある高校のダミーデータ(下表)が出てきますが、
テーブルの結合
画面左側にある「操作コマンドを追加しよう」の枠に「結合 生徒成績データ」と入力し、「追加」ボタンを押します。
すると、ご覧のように「生徒データ」と「生徒成績データ」の2つのテーブルが結合されたテーブルが表示されます。
データを読んでみましょう
データベースは加工できる
試しに、「男子、数学」のテーブルを表示してみましょう。
▷ 「選択」で特定のレコードを抽出
▷ 「射影」で特定のフィールドを抽出
いかかでしたか? データベースを使うと、データ加工が簡単なだけでなく、いろいろな角度からデータを分析できそうですね。
では、今日はここまで。お疲れさまでした!
<演習>では、『高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本』(鎌田高徳氏・鹿野利春氏)の内容をフォローさせていただきました。