ITパスポート⭐︎100日間の旅

サバっと覚える『ITパスポート』。過去問をベースに、合格に必要な基礎知識を100日間でアタマに入れます。

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サバっと覚える『ITパスポート』。過去問をベースに、合格に必要な基礎知識を100日間でアタマに入れます。

最近の記事

拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.29

皆さんは「ニッパチ理論」というのを聞いたことがありますか? 正しくは『パレートの法則』と呼ばれるもので、例えば、 といった風に、現場の事象を分かりやすい見立てで説明してくれます。 この理論が経営手法として広まった背景には、経営の効率化やコスト削減といった要因がありますが、一番の大きな波は『選択と集中』でした。 その結果、実店舗では商品を絞り込んだり、営業では顧客選別を徹底させたり、カスタマーセンターでは「よくあるQ&A」を用意したりといった対応が図られるようになりました

    • 拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.28

      皆さんはコンピューターやスマホを使ってどんなことをしていますか? 〇 インターネットでニュースを見る、調べものをする 〇 YouTube や映画、アニメを見る 〇 ゲームを楽しむ ○ オンラインで買い物をする 〇 メールで連絡を取る 〇 仕事をバリバルする(Excelやパワポ、業務アプリを使って) そうですね。今やコンピューターは生活でも仕事でも中心的なツールになってきました。なぜならば、 コンピューターは「ハードウェア」と「ソフトウェア」で動く では、その「便利が命

      • 拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.27

        「リスクヘッジ」「危機管理」「リスクアセスメント」。最近やたらとリスクマネジメント系の用語が増えてきました。 こうしたことの背景には、「新しいものへのチャレンジ」と「環境の複雑化」が挙げられます。 リスクマネジメントは、そうした中で「リスクに負けない組織と運営」を目指す取組みです。 リスマネ『5人のサムライ』 ここではシステム分野で起こりうるリスクについて、どのような対応策があるか。サクッと見てみましょう。 リスク対応として5つのパターンを挙げましたが、「リスク共有

        • 拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.26

          一般の生活者が「単位」と聞いてすぐに思いつくのは、cm / m とか g / kg とかですね。 ITの世界では、こうした長さや重さはパソコンやスマホのサイズと重量くらいでしかお目にかかりません。 では、どんな単位がよく使われるのでしょうか。 【スマホ容量:GB】~スマホ買い換えようと思うんだけど スマホの容量(ストレージ)には、64GB、128GB、256GB、512GB、1TBといった種類があって、容量が大きいほど値段が高くなります。 予算がないので小さいものを選

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.25

          私たちが日常生活で使う数字は10進数が中心になっています。時間は60進数です。薄々ですが「日本人のざっくり半分は、時間計算で苦労している」気がします。 そして皆さんご存じのように「コンピューターの世界は2進数」です。 「コンピューターのことはコンピューターに聞け」といえばその通りですが、この「進数変換」は学校数学が大好きなネタです。 ここでは、ほんのちょっと「10進数を2進数に変換せよ」というのをおさらいしてみましょう。 <問題> <答え> さて、この答えは正しい

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.25

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.24

          大規模なシステム開発では『ER図』というのが必要になってきます。用語は知らなくても、見たら「ああ、アレね」という人も多いと思います。 ER図が書けるエンジニアはすごいですが、ITパスポート試験はそこまで求めていないので、下記の点を理解しておけば十分です。 ER図とは <例> 箱の中身はデータベースです。例えば、ホテルとかの宿泊予約サイトを作る場合だと、 ・「予約情報」 ・「マイページ」(個人情報、予約履歴) ・「ポイント管理」 みたいな管理システムとその関連性をE

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.24

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.23

          昔は会社のトップはほとんど社長(President)でしたが、最近は同じ社長でもCEOに名称を変えるところが増えています。 これには執行役員制という組織変更が関係していますが、大企業ではCEOだけでなく、いろんな部門で最高責任者を置くようになってきました(担当役員が務める形)。 こうしたスタイルは、経営の透明性を増し、コーポレートガバナンスの強化につながります。 CCOは、他にも「Chief Customer Officer」や「Chief Communication

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.23

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.22

          「DX人材の育成」は、今や国策の最優先テーマとなっています(失われた30年の最大の失策は、これをしなかったことでした)。 昭和の時代はDXを「デラックス」と読んでいました。一億総中流社会の中で「人よりちょっと上」を意味するDXは、心をくすぐる特別な言葉だったわけです。 いま現役で働いている人の中で、DXをデラックスと読む人がいたら、かなりのポンコツです(すみません)。 DXについては、下の文章を簡単に説明できるくらいになっているといいですね。 デジタルディスラプション

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.22

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.21

          こういうのが一番困るんです。似たような用語を並べて「どっちがどっち?」みたいに聞いてくる問題。 UI、UX、UD、ユーザビリティとか並べたりすると、もうカンペキですね。 「一語一語しっかり覚えればいい」といっても、こっちにはそうもいかない事情があるんです。 どっちがどっち? それに、こういうのを「いっぺんに覚えよう」とすると、よけいゴッチャになってしまいます。「leftとrightがヤバい人」とかも、そーゆーことだと思います。 トモアレ、本題に入ります。 今日はこの

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.21

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.20

          銀行員が服を脱ぐとプニョッとしたお腹か骨と皮ですが、銀行を一皮むくと『システムの塊』が現れます。 例えば、膨大なボリュームの国内外の決済、証券のポートフォリオや超高速売買、保険のクオンツやアクチュアリーなど、コンピューターや高度な金融工学が不可欠になっています。 ▷ FinTech(フィンテック)について 当然、事務部門の人手作業もドンドンDX化が進められていますが、インターネットや高性能のデバイスが社会生活に浸透してくるようになって、金融サービス自体も大きく変化してきて

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.20

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.19

          最近は毎日のように『AI』(エーアイ)の文字を目にします。Artificial Intelligence(人工知能)ですね。 機械学習とはさて、その『考えるAI』を実現するために、機械(コンピューター)にたくさんの情報を学習してもらい、そこから正しい答え(正誤判定)や法則・パターンを見つけ出していきます。 このプロセスと技術が「機械学習」と呼ばれるものです。 <理解のポイント> 深層学習とは機械学習には、これとは別に「深層学習」という手法もあります。 ニューラルネッ

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.19

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.18

          「よし。今度のプロジェクトはアジャイルで行こうぜ!」って感じで、エンジニアの人は「ajile」を使うんでしょうか。 ajileは「英単語ターゲット1900」にも出てこないので、受験生は知らなくても大丈夫です。フツーの社会人も知らなくてOKです。 ただこの ajile はカッコイイ単語なので、知っておくと自分もカッコイイ人間になったような気持ちになれます。 アジャイル開発とは 他の項目にも出てきたかと思いますが、ITの世界はソフトウェアにしてもシステム開発にしても、「ゴ

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.18

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.17

          理系と文系で分けてみた場合、理系の人の特徴は「定義が大好き」なとこですね。「定義が曖昧だから議論がかみ合わないんだよね」みたいな感じ。 ▷ 要件定義とは ▷ 誰がどんなことを決めるかさて問題です。要件定義で正しいのは次のどれですか。 正解は「どれでもない」ですね。 ある程度ちゃんとした企業だと、システム開発案件は、経営層、情報システム部(情シス)、ユーザー部門、ベンダー(開発を委託する先)が当事者となって内容を詰めていきます。 ▷ 要件定義の失敗事例では、この要件定

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.17

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.16

          プロトコール(Protocol)というのは、国賓が来日したときの出迎え方法とか国際会議の席次とか、外交シーンの国際マナーみたいなものですが、 ITの世界でプロトコール(なぜかプロトコルと呼びます)といったら、なんのことでしょうか。 IPアドレスとは SMTP(エスエムティピー)とは POP(ポップ)とは IMAP(アイマップ)とは ここから先はちょっと話が細かくなってきます。 ポート番号とは皆さんよくご存じの Amazonでいえば「置き配の指定場所」がポート番号

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.16

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.15

          「そのPCってメモリどのくらい?」とかいうやり取り、よくありますよね。「16GB(ギガバイト)だよ」とか答えたりするような。 4GB、8GB、16GB、32GB、64GB、128GBとか、これは容量を表していて、大きいほど一度の処理能力が高くなっています。 似たようなものに「ストレージ」(Strage=保管庫)があります。これもデータの保存に使います。 では、メモリとストレージはどう違うのでしょうか? ここから先は、ややこしい話になります。 メモリには、先ほどの「主

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.15

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.14

          「マーケティングオートメーション」という用語を見て、なにを思い浮かべますか? はい。上に書き出したものはすべて「Yes」です。マーケティングオートメーション(MA、Marketing Automation)の仕事です。 営業の材料管理などは、担当者がExcelを使って手管理しているケースも多いと思いますが、件数が多くなったり、部署全体の計数を取りまとめたりするようになると、全体をスピーディに効率管理するために専用ツールが必要になってきます。 その手法がマーケティングオー

          拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.14