1年ぶりに感想を書くほどハマったドラマ『ライオンの隠れ家』
最終回が終わったばかりの秋ドラマ『ライオンの隠れ家』。
公式SNSもフォローしてしまうほど、ハマりました。もう、本当に良かった!
ここから感想をつらつらと書いていきます。
とにかくストーリーが秀逸!
物語の本質がライオンくんが家に来た経緯やその生い立ちが一見メインかと思いきや、
柳楽優弥さん演じる兄の洸人と坂東龍汰さん演じる弟で自閉スペクトラム症のみっくんの2人の変化と成長がテーマだと最終回まで観て思いました。
前半は「何故ライオンくんが2人の家にやって来たのか?」「過去に何があったのか」
ここにスポットが当たって、社会問題が提起されるとともに、次第に打ち解け家族同然仲良くなっていく姿が描かれていく。
しかし次第にずっと弟を優先してきた兄が、ライオンくんが来たことで少しずつ心を開き成長していく弟に心を動かされていく、そんな本筋。
全てが荒くなくしっかり描かれつつ、じんわり社会への問題提起、解決、そしてその先へと導いていくストーリー構成がとても良かったです。
多くのドラマでは事件解決!ご都合主義!的に終わりそうなところを、一筋縄ではいかないといったところも盛り込んで描かれているところが凄く好きでした。
台詞も良い
特に印象に残っているのが8話の台詞と演出。
お母さんに久しぶりに会えて嬉しいライオンくんが「寂しかったよ、待ってたよ」とかっていう台詞じゃなくて、「3人で楽しいことがいっぱいあったよ」といった台詞で。
公式インスタにそのシーンがあったので載せておきます(笑)
ちなみに8話のみっくんの台詞にも泣けました。うわーん。とにかく8話は神回です(涙)
俳優さんたちの演技が素晴らしい
主演の柳楽優弥さんはかねてから演技が凄いというのは存じていましたが、1番驚きだったのが、坂東龍汰さんの演技。
自閉スペクトラム症という難しい役どころでありながら違和感なく演じられていたところが印象的でした。
これまで坂東さんの演技を見たことがなかったので、他の作品も見てみたい!と思わせられました。個人的には同い年なのでこれからの活躍も応援したいし、こんな素敵な俳優さんを知れて良かったです。
あとは向井理さんの印象がガラッと変わりました。とにかくめちゃめちゃ怖かった。表の顔と裏の顔。凄かった。
岡崎体育さん演じる貞本さんも良かったですね。
「別荘持ってない顔」なのにめっちゃ助けてくれるんですよ(笑)
アドリブか分からないシーンも多々ありつつ、毎回良いスパイスで演じられていて、何度も面白くて笑いました(笑)
Vaundyの主題歌とタイトルバック◎
ドラマのストーリー、演技もさることながら
VAWS Premium(VaundyのFC会員)なので言わずにはいられないのが、主題歌とタイトルバック映像について。
どれくらい知られてるんでしょうか。
どちらもVaundyが手掛けられているんですよね。タイトルバックの後ろで流れる音楽ももちろんVaundyが作ってます!!!(めっちゃ大事)
主題歌の『風神』は毎話毎話良いシーンで流れるし、歌詞もストーリーにマッチしていて凄く好きな曲になりました。曲の始まりが特に好きです。
タイトルバックも毎話微妙に映像やカットが違っていて、凄く凝っていたのも印象的でした。
もしまだ見られてない方がいましたら、ぜひそこにも注目していただきたいです!(笑)
素敵な作品に出会えて心から幸せ!
久しぶりに感想も長々と熱く語れたので満足です。
またこんな素敵なドラマに出会えますように。
ありがとうございました!