冬寒い家
国土交通省・経済産業省・環境省の合同による
『脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等
のあり方検討』は、2050年の目標として
「ストック平均でZEH基準の省エネが確保される」と
「導入が合理的な住宅・建築物における再生可能
エネルギー導入が一般的になる」の2つを設定しました。
中期目標として、2030年には
「新築住宅でZEH基準の省エネ性が確保される」
「新築戸建て住宅の6割で太陽光発電設備が導入される」
ことを目指すとしています。
住む人が1年中心地よい家づくりでの
太陽光発電の優先順位は、低いのに・・・
国の目指すところは・・・目に見えない断熱には
そこそこしかこだわらず
省エネの前に創エネを勧めています。
現行の省エネ基準のUA値が6地域の場合、0.87という
低水準なので、ZEH基準へと2030年までには上げるようですが
ZEH基準の家は、決して、夏涼しく・冬暖かい家ではありません!
ZEH基準のUA値は、6地域で0.6という低水準です。
国の基準は、最低基準です!
断熱等級で表すと
現行の省エネ基準が断熱等級4で
ZEH基準が断熱等級5になります。
今年の秋には・・・
HEAT20・G2 UA値0.46が等級6に
HEAT20・G3 UA値0.26が等級7が
設けられる見込みです。
目に見えない所に
お客様の大切なお金を使ったアイスタイルの様な高性能住宅が
基準になるのには・・・
もう少し時間がかかりそうですね。
正しい考え方で正しい知識を身につけて
目に見えない所に大切なお金をしっかりと使ってくださいね。