私の2冊目の著書「付加価値ファースト」(https://amzn.asia/d/iBTEytj)をChatGPTに食わせ、旭鉄工のDXの考え方や具体的な施策を答えてもらえるGPTsを作りました。 自然言語で質問すると本の内容に基づき回答してくれます。 ということで、コラムを10本書いてもらうことにして、テーマを挙げてもらいました。 明日からこのテーマに沿ってコラムを自動生成してみます。
データ基盤整備が重要、とかよく聞くんだけど データを揃えれば何かいいことが起こるなんて妄想だと思う。 なぜ旭鉄工がDXで効果出せたかっっていうと 原価低減という明確な目的をもって必要最低限かつ汎用的なデータを収集しそれを活用する工夫(分析・活用ノウハウと風土つくり)を徹底的に行ったからなんですけどね。凄いデータ基盤を作って見える化したから、では決してない。 もちろん、他に大きな効果が出るものはないかと言われるとそれはあると思うけど、どちらにせよ漠然とデータ収集を行ってデー
旭鉄工のDXについて2冊目の本を書きました。 執筆1年半、ようやく1月6日発売です! 「付加価値ファースト 〜常識を壊す旭鉄工の経営~ 」 https://amzn.asia/d/dtuB3xj 靴箱に刃物を入れられたりしつつも改革を進めた私の奮闘記! 「儲かるカーボンニュートラル」や製造現場での生成AI活用、会計的思考、利益管理、サプライチェーンマネジメント、さらにはIoTデータとマクロ経済の関係まで、他では読めない内容のオンパレードです。 最初はライターの方にインタビ
いつのまにかAI_KimuraがVersion2に🤔今日は2つ目ですね。 ・「DXはDよりX」 ・「必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること」 ・「風土を変えるのは仕組みではなく行動」 ・「デジタルでPDCAを楽に、楽しく」 ・「問題を直さないと意味がない」 ・「背反よりも付加価値を考える」 ・「とにかくやってみよう」 では、聞いてみましょう。 うーん、いいですね。細かい言い回しはともかく、いつも私が言ってることと同じと言ってよさそうです。
AI_Kimuraとは、旭鉄工のDXについて私がやったことなどを学習させた生成AIです。旭鉄工のDXを表す、私がよく使うフレーズは下記です。 ・「DXはDよりX」 ・「必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること」 ・「風土を変えるのは仕組みではなく行動」 ・「デジタルでPDCAを楽に、楽しく」 ・「問題を直さないと意味がない」 ・「背反よりも付加価値を考える」 ・「とにかくやってみよう」 今日は「DXはDよりX」について聞いてみましょう。 うーん、まあこんなも
私がよく使っているフレーズをまとめます。この7つに旭鉄工のDXが詰まっています。画像は生成AIによるものです。明日からは「AI_Kimura」に下記について解説してもらうことにします。 ・「DXはDよりX」 ・「必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること」 ・「風土を変えるのは仕組みではなく行動」 ・「デジタルでPDCAを楽に、楽しく」 ・「問題を直さないと意味がない」 ・「背反よりも付加価値を考える」 ・「とにかくやってみよう」 明日から毎日ひとつづつ解説
私が旭鉄工に来る以前からカイゼン活動は行われてはいましたが、そのノウハウは属人化しておりやったことのある人に聞かないと分からない状態でした。活動のスピードアップに大きく貢献したのが「横展アイテムリスト」です。停止の削減、サイクルタイム短縮、最近では電力消費量低減についての旭鉄工のカイゼンノウハウが詰まった事例集で、製造ライン、設備、改善内容、効果などがリスト化され社内で共有されています。カイゼン活動に当たってはまずこのリストを参照することで問題点の対策を素早く立案し実行するこ
旭鉄工はもともとトヨタ生産方式(以下TPS)に則った改善を行っていました。私も3年間だけですがトヨタ生産調査部というTPSの総本山とでもいうべきところに所属してました。なので、今でもTPSに則った考え方であることには変わりありません。 IoTでデータが自動で収集されることで変わったのは改善の着眼点です。生産調査部主幹時代、製造現場に行くと目につくのは「仕掛けの仕組み」「かんばんの回し方」「在庫の持ち方」「帳票の記入状況」「動作のムダ」などでした。それらが大事なのはもちろ
私が来るまでの旭鉄工の経営判断は勘と経験でしかなく、判断は遅いしやることは的外れだし、経験の無いことはできないので従来通りのやり方をひたすら踏襲していました。 旭鉄工はIoTを使った改善事例として知られています。しかしながらともするとIoTのシステムだけに注目したり、木村社長だからできるとか旭鉄工の従業員が優秀だからできる=自社ではできないと考える経営者が多いようです。なぜ旭鉄工が効果を出せているかというと、IoTシステムを自社開発したということより「データドリブン経営を
「デジタル田園都市国家構想」というデジタルで地方を活性化する取り組みがあり、「冬のDigi田甲子園」というコンテストに 「Kaizen as a Service シン・製造業DX^2 石川県」がインターネット投票対象になりました。是非i Smart Technologiesへの投票をお願いします。 他でも広めて頂けると助かります。よろしくお願いします。 。 https://www.cas.go.jp/・・・/digit・・・/koshien_winter/index.html
本日、今年初のテレビ取材がありました。ネタは旬のカーボンニュートラル推進について。放送は2月第1週、知事選の前です。 現場のメンバーが「蛍光灯を消して省エネした気になってた」と言ってたのが上手い表現だなと思いました。 多くの会社で昼休み蛍光灯を消してると思うのですが、製造現場でマシニング1台電源入れっぱなしで昼休憩に入ると1.6kWも使ってたりするんですよね。40Wの蛍光灯40本相当にもなる。電力消費量を見える化したからこそ気づいた事実。見える化して問題を数値で確認しないと
旭鉄工はDXを実現した企業として知られています。 講演その他で多くの企業の方とお話しし「ああ、これではDXはうまくいかないだろうな」と感じる機会が多くあります。 DXを実現するには下記3つが大事です。 ①DXはDよりX ②あるものは使う ③とにかくやってみる の3つが大事です。それぞれについて解説します。 ①DXはDよりX DXというと、みなさん自前でなにやら凄いシステムを作ろうとします。 そうじゃないんです。上の図はよく私が使う「カイゼンを阻む3ザル」です。左から
旭鉄工は国内生産が大半を占めます。今後、国内の自動車生産が増加するとは考えにくく、売り上げは減少すると予想せざるを得ません。 新たな付加価値の高い仕事を創出し売り上げを補填するならばそれは素晴らしいけれど簡単なことではない。考えたのは「限量経営」。損益分岐点を下げて限られた売上でも生き残る、ということです。 製造現場でIoTを使った素早いカイゼンにより労務費を下げ競争力を向上させ、IoTデータで正確な原価把握を行って儲かる見積もりを出しつつ赤字部品はカイゼンで黒字化し、経理
見える化するのは数値ではありません。数値だけでは役に立たないんです。 見える化するのは「問題」です。似ているようで全然違います。 例えば、下のグラフは我々が開発したIoT、iXacsによる10分毎のCO2排出量をリアルタイムで描いたグラフです。排出量の数値は見えますし、それが変動していることも分かります。でも、どこが問題か分からないので低減できません。 ですが、このグラフならどうでしょう。同じ製造ラインのものではありませんが、1時間毎の電力消費量が縦棒グラフで描かれています
明けましておめでとうございます。 旭鉄工はIoTシステムiXacsを開発し、活用する仕組みを作ることで昨年までに利益を10億円増・電力消費量を22%下げました。 また、「見える化するのは問題であって単なる数値ではない」と考え、昨年は1時間毎に電力消費量のムダ(=問題)を見える化しました。旭鉄工では電力消費量を60%も低減した事例もあり、トヨタのティア1の大きな企業を中心にお客様が付いています。今年はこの電力消費量低減ソリューション(見える化+低減ノウハウ)を中心に提供し
社長コラムをサボりまくってたので普段の講演の中からそのネタを簡潔に書いてみます。 「カイゼンを阻む3ザル」 改善の進まない会社にはサルが3匹居ます。 ①見ザル 問題点の見えてないサル。IoTその他による可視化により退治できます。 ②言わザル 問題点や今の状況を限られた人だけがわかっていたり、カイゼン事例やノウハウが属人化してたり、紙ベースで保存されていて共有されていないサル。問題点や状況や事例やノウハウの共有が必要です。 ③使わザル 会社の仕組みとしてデータやノウハウを