TTPは1回やるだけじゃあ成功しない

今年の流行語大賞のノミネートに「ジャッカル」が入っていました。ラグビーワールドカップが盛り上がり、そのラグビーのプレイの用語。
ディフェンスの選手が倒れたアタック側の選手のボールを奪うプレーのこと。
日本代表では、姫野選手がよくジャッカルを決めてくれました。にわかラグビーファンの僕もジャッカルが好きなプレイです。日常でも、「〇〇をジャッカルしたい！」と使ったりします。

ビジネスでもジャッカル？まぁ、お客さんを奪うというのは好きではないので話は変わり、TTPの話を。

徹底的にパクれるのか？

TTPしろ！と言う事がビジネスにおいて時々耳にする。「徹底的にパクる」の略です。成功事例を真似しろと言う事です。それはそれで成功の近道なので否定もしない。むしろ肯定的ですが、徹底的と言う言葉をどこまで捉えているかが大切だと思うのです。

【徹底】
１ 中途半端でなく一貫していること。
２ すみずみまで行き届くこと。
デジタル大辞泉より

辞書で徹底の意味を調べるとこんな意味になっています。どこまで真似をすみずみまで、中途半端でなく行えるか？

そう言う意味では、ある成功事例を1回真似ただけでは徹底的には出来ないでしょう。何回もやって検証、仮説、実行を繰り返してTTPをやったと言える。そうそう、表面だけの成功事例では真似したとは言えない事が多い。やったやつしかわからない裏側も多くあるだろう。ちょっとTTPしただけで諦めるな！

と自分に言い聞かせたのである。（笑）
がんばろう！