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泣いてくれてありがとう〜コミュニケーションの土台づくり〜

以前、赤ちゃんが泣くことについて
こんな記事を書きました。

今回は、この記事を書くきっかけとなった、
監修者の先生のお話です。

赤ちゃんがなんで泣いているのか
わかってあげられなくても
なかなか
泣き止ませられなくても

その結果に焦点を当てる必要はないんですね。

「わかってあげられた」
「わかってあげられなかった」
その繰り返し、その過程が、
良質なコミュニケーションの土台になっています。


育児クイズパパ力検定では
「想い」も一緒に届けたいと思っています


LINEで1日1問育児クイズパパ力検定は、専門家の先生方のお話を伺いながら制作しています。その中で、心動かされるお話を伺う機会があります。
育児クイズパパ力検定は、「想い」も一緒に届けたいと思いながら作っており、クイズの解説の中にもそうしたお話を入れていますが、伝えきれないものをお伝えしていこうと思います。


泣いてくれてありがとう


赤ちゃんが泣くのは、不快だからです。

赤ちゃんの不快を取り除けば、泣き止むのです。

でも、何が不快なのかを見極めるのは、
いつもそばにいるお父さんお母さんでも
なかなか難しいもの。

不快の表し方は、
ギャンギャン泣くだけではなく、
ふにゃふにゃと泣く子もいて、
赤ちゃんによってまちまちです。

泣いている理由がわからず
不安に思うお父さんお母さんは多いでしょう。

でも、
赤ちゃんは泣くから、
どうにかしてほしいことがある、
ということが親に伝わるのです。

赤ちゃんが泣いてくれなかったら、
親は何をしたら良いかわからず、
お手上げです。

赤ちゃんが泣いてくれるから、
親は何をしたら良いのか考えます。

もちろん最初はわからないことの方が多いものですが、
それで良いのです。

「わかってあげられた」
「わかってあげられなかった」の繰り返しが
赤ちゃんとの良質なコミュニケーションに
なっているのです。

泣いてくれるから、
赤ちゃんとのコミュニケーションが
とれるようになるのです。

だんだんと赤ちゃんの感覚が発達してきて、
不快の感情が細かく分かれてくれば、
訴え方、泣き方も変わってきます。

「お腹がすいた」
「かゆい」
「眠い」
「暑い」
「びっくりした」など、

不快の理由によって
泣き方にバリエーションが
出てくるようになります。

毎日赤ちゃんを見ていて、
泣くたびに色々と工夫していれば、
「この泣き方はただ甘えたいだけかな?」
「これは眠くてイライラしているのかな?」
とわかってくることでしょう。

「赤ちゃんをなかなか泣き止ませてあげられない。
自分だけができないのではないか」
と多くのお父さんお母さんが思うものですが、
そんなことはありません。
みんな通ってきている道です。

自分だけだと思うとすごく辛くなりますが、
みんな同じ道を通ってきていると思えたら
少し心が楽になりますよね。

周りの“先輩”お父さん・お母さんに聞いてみてください。
きっとさまざまな体験談を聞くことができることでしょう。


お話
「育児クイズパパ力検定」制作・監修の中澤恵子さん


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