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社会を変えるとはどういうことか?

これまで敷かれたレールが、軋みはじめています。
GDP至上主義。
一流大学、一流企業。
お金、地位、名誉。
より大きく、より高く、より速く。
便利、効率、簡単。
 
100年に一度の歴史的な転換点。
敷かれたレールに乗っていれば万事うまくいくという時代は終わりました。
これまで、決して揺らぐことがないと思われた価値観が

あらゆる場面で、日々、限界を露呈しています。
 
私たちに求められているのは、
自らレールを敷く人生に目覚めること。
ライフワークとしてのプロジェクトに着手すること。

そのために、不可欠の要素が三つあります。
一つ目は、わくわくする独自のビジョンを描く目標設定の力。
二つ目は、長期にわたってエネルギーを注ぎ込める継続の力。
三つ目は、多くの多様な協力者を巻き込んでゆける協働の力。

 
新しい国づくり、地域づくりの源泉は、
あなたの内から湧き上がる主体性です。
 
新時代を拓くカギは、『選択肢』。
片岡勝氏は「格差の広がりは『選択肢』を広げる以外に解はない、そこでの教育は「選ぶ力」をつけること、それが次代の「選び直す時代」に誇りを持って生きる技だと考えます」と言います。

敷かれたレールが機能不全となる中、私たちに求められるのは、
『選択肢』を提案すること。
市民発の社会を変えるプロジェクトは、その『選択肢』に他なりません。

『選択肢』を提案する人。
『選択肢』を選ぶ人。

双方の人たちの存在があってこそ、
新しい時代を拓くレールが生まれるのだと思います。


■多様性を受け入れるとは?
 
21世紀を生きる人たちの豊かさとは、モノの豊かさだけではない。
すべての人々が、画一的な価値観から解放され、自らの志を生きられることによって得られる充実感です。
 
これまでは、豊かさを享受できた人は、富める人、地位の高い人、限られた一部の人たちだけだったかもしれません。
 
しかし、すべての人たちが、個々の根っこの思いを尊重し合うことで、互いの価値観の違いを認め合うことで、21世紀はすべての人たちが豊かさを享受できる時代になるかもしれません。
 
このような土壌があって、すべての人たちが志を生きる種が育まれるのです。
 


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