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大ヒットしたラム酒漬け無花果のようかんの舞台裏
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子供の頃は祖父に育てられました。祖父の家は餅の工場が併設されていて、年末を中心とした餅屋業のほか、テングサを使ったところてんやおきゅうと(福岡の名物)、おはぎ・菱餅などの季節和菓子をつくっていました。
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今でこそ「甘くなくて美味しい」というのがお菓子の褒め言葉になっていますが、祖父がつくる餡子は彼が酒飲みだったせいか、甘ったるくなく小豆の風味が立った味だったのを覚えています。
解説によれば、この本のタイトルになっている「わがしごと」には「和菓子ごと」「wagashiごと」「わが志ごと」「我がしごと」「わが仕事」「わがし毎」と、6つの言葉が掛かっているそうです。本文中ではぼかしてありますが、たぶん虎やで修行された職人さんだった2人によるwagashi unitの本。
2016年出版ですが、このあと一気に「ラム酒につけた果物を使った羊羹」があちこちいに登場した気がします。(和菓子業界もひとつヒットすると、次から次に模倣品がでる厳しい業界ですね。)この本を読んだ当時に気になって通販で、僕も注文してみました。
和菓子のお話というよりも、ものづくりの話や自分の好きを仕事にするためのヒントという意味でも面白い本でした。いきなりお店をもって独立ではなく、イベントに出ながらデザイン×和菓子の可能性を探っていくところは、アントレプレナーシップのモデルにも繋がっていますね。
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わがしごと(wagashi asobi、2016年、コトノハ)
【本日の朝食】
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ソーセージ•クスクス•トマトサラダ•ポテサラのプレート、田舎パンにて