現代のグラフィックデザイナーには必要なのは職人性以上に論理性
コミュニケーションデザインとは何かというワンテーマについて、深い深い考察がまとめられた一冊。デザイン・ドリブン・イノベーションなんかもそうですが、イタリアの方のデザイン論は商業的ながらも、生活や歴史と密接に繋がるポイントを端的にまとめている気がします。
ビジュアルデザインを「ある意図に見られるためにデザインされたすべてのもの」と定義していることからはじまり、ただ歴史を俯瞰することが目的ではなく、実は能動的にデザインを消費することは他人の意図を無意識に受け入れることにも近い、