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東京とは多様な街なのか、それとも画一的な仕組みの一部なのか

山口周、隈研吾、ドミニク・チェン、李晶玉、ニコライ・バーグマン、レスリー・キー、フジコ・ヘミング、大友克洋、トーマス・フレベル、大隅良典、斎藤幸平・・といったそうそうたるメンバーが「東京」と「多様性」について語るオムニバス本。気になる人ばかりだったので、みつけて即購入。

東京っていう話よりも、多様性という視点のほうが強く・・ほとんどの方が海外で暮らした経験をもっているため、外からみた日本の現在をコロナの状況もふまえ話している、面白い本でした。

特にSさんの「政治と多様性と国のイメージ」の話や、トーマス・フレベル氏の「食と音楽はノンバーバル」って話などが印象に残りました。

あとはインタビューされている方のほとんどが、現在の肉体がある場所として東京に住んでいるが、東京に執着はしていない感じが本のタイトルとのコントラスト感があるように思いました。

テーマ的に何の本かちょっとわかりにくい感があるんですが、東京というより「日本らしさ」って何だろう、というテーマに興味がある方にはおすすめです。

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東京の多様性(滝久雄編、2021年、日本経済新聞出版)

【本日の朝食】

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目玉焼きパン、ししゃものエスカベッシュ、紫キャベツのサラダ、キャロットラペにて

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