便所バエもいける人?
久しぶりに、ディープステートの輩ちゃんのお話を聞いてみました。
輩ちゃんによると、本命はコオロギではないそうです。
ミズアブの幼虫?ミズアブってなんだ???
別名、「便所バエ」だそうです・・・(ドン引き)。
ふ、ふふふ・・・ふはははは!
便所バエは、さすがにないでしょ?いくらなんでも、そんなの食べるなんてあるわけないじゃん?
あ、ミズアブってあった・・・ガチでした。
コオロギの次、ミズアブ・・・便所バエが来る可能性もありますね。いよいよ、大変なことになるかもしれません。
こんなの食べ始めたら、きっと体臭なんかも変わってくるでしょう。
食べ物と体臭の関係性・・・まぁ、あるんでしょう。もちろん、昆虫食による影響なんて、これまでの間、ほとんど議論されていません。検証されるわけもないです。
でも今後、昆虫食が進むようになれば、そんなことも真面目に考えなくてはいけなくなるということです。それもコオロギどころではありません。便所バエをたくさん食べた場合の体臭です。
ちょっと想像することすら憚ります。
キレイなところで飼育すれば大丈夫?
そうですね、そういう考え方もあるかと思います。そして、そう言い切れる人は、便所バエを食すのもいいのではないでしょうか。止めません。
けれども、とてもではないですが、私はついていける気がしません。
また、そういう食べ物を食べる人たち同士は、お互いがそういうニオイになるのでしょうから、そんなに違和感はないでしょう。彼らは、彼ら自身のまったく新しい世界を構築していくことになると思います。
「便所バエのニオイ?え?そんなニオイする?」
そんな感じでしょう・・・そうなってくると、いよいよ人類は分かれていくことになるのではないでしょうか。
藤子・F・不二雄のSF短編漫画に「流血鬼」という作品があります。
ざっくり言うと、吸血鬼と人類が戦うお話です。
吸血鬼は、赤い目と青白い肌をもっており、太陽が苦手で夜での生活を好みます。人間よりも生命力が強く、人間の血を吸うことで、その相手を吸血鬼に変えていきます。
そんな吸血鬼と壮絶な戦いを繰り広げていた主人公ですが、ついには吸血鬼に血を吸われて、自らも吸血鬼になってしまいます。
バッドエンドかと思いきや、最後、その主人公は、こんなセリフで物語を締めくくります。
あんなに敵対視していた吸血鬼だったのに、いざ自分がその吸血鬼になってしまうと、それを「新人類」と呼び、その良さを噛みしめてしまうのです。
うーん・・・ハッピーエンド???
よく分かりません。よく分かりませんが、主人公が喜んでいるのをみると、ハッピーエンドなのでしょう。
そこで思うのです。
そんな感じで、昆虫食に流れていく人たちも、こうした食べ物に慣らされていって、幸せになっていくのかもしれませんよね?
みんなで便所バエを食べるようになれば、お互いのニオイが気になることもないでしょう。むしろ便所バエのニオイを嗅いで、「美味しそう」だなんて感じるようになるのかもしれません。
上のSF漫画的にいうならば、「気持ち悪い」と感じるのは、私たちが人間だからなだけで、一旦、吸血鬼側になってしまったら、感性が全く変わる可能性はあります。
結局、何が幸せかなんてのは、よく分からないということです。だから、人それぞれでいいと思います。
でもやっぱり、私は昆虫食に進むつもりはありません。便所バエなんて、論外です。だからこそ、これからのことを考えると、自分たちで何とかしなきゃいけません。
最近、食べることに関しては、機会さえあったら、とにかくケチらず贅沢をすることにしています。
こういう食事、いつまで食べられるか分かりません。きっと5年後には、まったく違う世界に生きていると思うのです。
だから、今のうちに後悔せぬよう、こういう食事をじっくり嚙みしめて、味わうようにしています。皆さんも、くれぐれも後悔のないようにいきましょう。