発芽器作るよっ!
ちょっと間が空いてしまいましたが、ビニールハウスに行ってみました。
これまでポッド上げしたもの、定植したものたちが、順調に育っています。2~3週間前と比べて、だいぶ青々とした印象になってきました。
いよいよ春ですね。
この日は、前回種まきしたキャベツのポッド上げを行いました。
ポッド上げについては、先日、記事にもまとめた通りです。
ただ、今回は少しでも効率的にしようということで、前回よりもひとつだけ改善をしました。
それが、コチラです。
ポッドに入れる土に、予め水を含ませました。
こうすることで、ポッドに入れた土に穴を開けやすくなります。
結果、プラグトレイから取り出した苗が、本当にそのままスッポリとポッドに収まるようになりました。それだけでなく、ちょっと斜めになったり、不安定になりがちな苗でも、ポッド内の土を「ギュギュッ」と押し固めれば、とても簡単に固定できるので、作業が非常に楽になります。
うん・・・常に進化し続けるとは、こういうことですね。
しかし、この日のメインは、ポッド上げではありません。ポッド上げは、早々に切り上げて、いよいよコメの準備です。
そろそろ種まきをするということで、それに備えて、発芽器を組み立てるというのです。
「はつがき?・・・何それ?おいしいの?」状態の竹内、まずは言われるがまま、保管場所に案内されました。
発芽器の主要資材が、これだそうです。
うーん・・・全く見当がつきません。
まずは、これをリアカーに載せて、組み立て場所まで運びます。
でもま、ここまでは「まぁ、何か組み立てるんだな」くらいに思っていました。
けど・・・コレがすごいことになるんです。
発芽器の組み立て場所まで来たら、そこにデッカイすのこのようなものを敷いて、その上にべニア板を乗せていきます。
この上に、発芽器をセットするのだそうです。
板を敷いたら、そこにビニールとブルーシートを敷きます。
さらに断熱材を被せます。
ところどころに緑色になっている部分は、表面が剥げてしまったそうです。
どうやら昨シーズン、発芽器を使っていた時に熱で溶けてしまったようなので、これを補修していきます。
それ専用のテープがあるそうで、断熱シートの表面がバッチリ補修されていきます。
で、いよいよ、その上に先ほど運び込んできた資材を組み立てていきます。
ドンドンと組み立てていきますが・・・
ここで農業リーダー・軍曹殿が「違う!!!」と気づきました。
どうやら、下に敷いている断熱材が、表裏逆だったようです。上に組み上げかけていた発芽器をどかして、断熱材をひっくり返し、さらに元の位置に戻していきます。
この緑色の方が、表にこないといけなかったみたいです。
そして、その断熱材の上に発芽器をセットするにあたっては、下写真のように、外側の銀色の部分よりも内側に設置するようにしないといけません。
こういうのは、後々の作業に影響が出るところなので、割ときちんとしておく必要があります。
そして、さらに組み上げていきます。
まだまだ組み上げていきます。
組み上げ作業は終わりません。
で、ようやく出てきたのが、コレです。
発芽器コントローラをセットすれば、何となくそれっぽくなるのでしょう。
・・・と、思っていたら???
組み上げた発芽器に、さらにデッカイ断熱材を被せていきました。
チャックを閉めて、下の断熱材の内側の部分にきれいにしまって・・・
・・・と思っていたら、軍曹殿、おもむろにテクテクと歩き出します。
何やら・・・ようわからんのですが、ドデカい板を周りに置き始めました。
・・・と、思っていたら、なんかネジを入れ始めました。
何だか分からんのですが、みるみるうちに発芽器がドデカい板に囲まれた「小屋」に収まり始めました。
そして、最終的には「扉」らしきものが出てきました。
・・・で、はい。やりました。
これで本当に出来上がりみたいです。
農業、恐るべし・・・てか、これは軍曹殿だからなのか?!
いずれにせよ、竹内、驚くというよりも、もはや呆れました。何でもないような顔して、こんなのをチャチャーとやっちゃうって、どうなのよ!?
いやー、これをもう一回、自分たちだけでやるのは難しそうです。
でもでも、大変勉強になりました。
というか、今回は組み立てただけですから、これからが本番ですよね。引き続き、頑張ってまいりますっ!!!
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