どっちをみてもサバイバル
今年の稲作、今はまだ種籾の浸水作業をしている最中です。
こうして10日ほど水に浸けておいて、種籾から一斉に発芽するようにするのです。
これが終わると、催芽といって、ちょっとだけ発芽をさせます。そのうえで、種まきを行います。そうすると、確実に発芽する苗箱ができるわけです。
そして、種蒔きのあとには、プール育苗という工程に入ります。プール育苗とは、これのことです。
ハウスのなかに、木枠で囲ったプールを作って、そのなかに苗箱を入れていくのです。
しかし正直、もうほとんど時間がありません。さっさとハウスのなかに、育苗プールを作らないといけない状況です。
しかし、ハウスの状態は・・・
全然、できていません(汗)。ヤバいです。
向こう側にみえるブルーシートの部分が、去年の育苗プールです。しかし、このままでは、絶対にいかんのです。
下の写真は、去年、育苗プールに苗箱を収めたときのものです。
微妙にプールの横幅が足りなくて、ギリギリ10枚入らず、横に9枚ずつしか置けませんでした。そのため、苗箱がプールに収まりきらなかったのです。
今年は、その問題を解消すべく、一度、プールの木枠を取り払って、プールスペースを拡張する必要があるのです。急がないといけません。
ということで、とりあえずモノを移動させてみました。
こうしてモノを移動させただけでも、大掃除が終わったような達成感があります。でも、まだまだ、これからです。
さらにブルーシートを引っ剥がしていきます。
下に表れた地肌は、一年ぶりに太陽の光を浴びることになりました。
当然、草なんて一切生えていないと思いきや・・・
どういうことなん?なんでこんなに緑色の草がいるの???
植物のたくましさを感じずにはいられません。
よくみると、ぺっちゃんこに潰れています。
でも、それでも生きているんです。なんだか、エラく感心してしまいました。
自分たちも、これくらい粘り強く生きていけばいいんだな、という気がしました。
緊急事態条項?知ったこっちゃねーっすわ!ってなもんです。いくら政府やWEFあたりの人々が、私たちの生活を壊しにかかってきたとしても、この草のように生き抜いてやる!と思ったのでした。
※緊急事態条項絡みの話は、またあらためて記事にしたいと思っています。
ともあれ、とにかくプールの拡張作業です。
一部の木枠を外して、横と手前側にプールを拡張すべく、土を削っていきます。
ハウス内の土は、かなり固くなっているため、一旦、鍬で土全体を柔らかくしてから、シャベルで土を削っていくという作業を繰り返します。
本当は、このプール内は水平にしていかなければいけません。ただ、この段階では、目測で「何となく水平」になる程度にしていきます。
はい・・・だいぶできあがってきました。
ここまででも、結構な体力を消耗してしまいました。
一輪車に乗せた土、あれを動かすのだけでも、結構な重さで大変なんです。もう夕方には、体が動かなくなってきていました。
ということで、この日の作業はココまでです。
事務所で、時々、農業の話をすると、大抵の人は、「いいねぇ」、「羨ましいなぁ」といった反応をされます。
分かります。都会の喧騒から抜け出して、ひっそりと農業をやるようなイメージですよね?
いえ、でも私の場合は、違うんです。サバイバルなんですっ!
(`・ω・´)キリッ
だから、こうやって結構、ヘロヘロになるまで頑張っちゃうんです。もちろん、楽しみながらですけどね(笑)。今年の目標は楽農ですし・・・。
うん?サバイバルなんて、大げさ?さぁ、どうでしょう。
今の世の中、サバイバルしていかなければいけない状態は、あちこちにあると思います。マールブルグ病なんかも油断できません。
とくにワクチンを打たれた方々については、免疫機能の問題も指摘されています。くれぐれもお気をつけください。
嘘だと思われる方は、最近、やたらと必要性が訴えられている帯状疱疹ワクチンの話など、今一度、冷静に考え直してみることをお勧めします。コロナワクチンの前、あんなものは問題になっていませんでした。また、ワクチンについては、海外での状況など、広く情報をとることも大事です。
海外でなくても、情報は山のように出てきます。
サバイバルだらけなんです。
そしてこの日、ふと、空を見上げてみたら・・・
けったいな飛行機雲、こっちもか・・・困ったもんです。