言霊ってなんじゃらほい?
言霊というのがあるといいます。言霊の力について、「その力、信じるかどうかはあなた次第(チャンチャン♪)」で終わらせることは、できるのかもしれません。
ただ実際、あちこちで、そういう実験をしている方がいて、「言霊」、「実験」で検索すると、言霊の力についての検証レポートが、たくさん出てきます。
本当にありそう??
かくいう私も、そういう体験をしたことがあります。アレが催眠術なのかどうかは分かりません。
とある方に言われるがまま、「バカ」と声をかけたコーヒーがすごく苦く、そのまま同じコーヒーに「ありがとう」と声をかけたら、それが甘く感じられたのです。
うーん・・・催眠術?仮にアレが催眠術だとしても、とにかく不思議な体験でした。
こういう動画の真偽は、私もよく分かりません。
周波数の話が出てきます。
周波数というのは、振動の速さであり、これが空気の振動である場合、「周波数が高い」と言えば、振幅のペースが速いので高い音になり、逆に「周波数が低い」場合は、低い音になります。なので、「ありがとう→良い周波数」、「あほ→悪い周波数」と言われても、よく分かりません。
高い声で「ありがとう」と言えば周波数は高くなりますし、逆もまた然りです。言葉自体、あまり周波数云々の議論は、関係ないようにも思います。
ただ、物質というのは、素粒子レベルで振動しているといいます。ここでいう周波数とは、そういうものを指しているかもしれません。
合気の世界でも、言霊の力について、同じようなことをおっしゃる方がいます。
なんだか分かりません。ただとにかく、言霊には力があるのだというのです。
私としては、よく分からない以上、「本当に信じているかどうかで、全然違う」とか、「言霊をもう少し真面目に信じて」などと言われてしまうと、「じゃぁ、一度、信じてみようか?」という気にもなったりはします。
ちょっと信じてみて、損することはありません。
実際、良い言葉をかけられれば、人間、嬉しいものです。
その言葉をかけられる対象が、人間ではなく、何かしらの生命体だとしたら、それが何かを感じ取る可能性はあります。
例えば、上の記事に書いたような、電荷交換をするような「思考する何か」を「生命体」だと考えれば、コーヒーや水のような液体だって、「思考する生命体」かもしれません。
そうであるとき、それが言霊の力を受け取って、反応するようなことがあるとみることはできます。私が感じた、コーヒーの味の変化は、実際に「思考する生命体」であるコーヒーに変化があったと考えてみるのも面白いと思うのです。
いや、分かんないですけどね!?
ただ、仮にそうでなくとも、この言霊の力を信じてみるというのは、自分の潜在意識にも働きかけるという意味で、実践してみると面白いようにも思います。
日常生活で自分が発する言葉は、当たり前ですが、必ず自分の耳でも聞くことになります。言霊の力が本当かどうかは別にしても、これを通じて、自分自身がどういう人間かを知ることになります。
このことは、自分がそれほど意識していなくても無意識レベル、つまり潜在意識のレベルでは、自分自身のことを定義づけていく可能性があるわけです。
潜在意識というのは見えないものです。認識することもできません。しかしながら、潜在意識によってなされる行動は、私たちの日常生活のなかのかなりの部分を占めるとも言われています。
実際、これって本当のような気がします。
人間、いちいち全部の行動を意識していたら、とてもじゃないですが反応できません・・・というか、動けません。行動の大部分を無意識に預けているからこそ、スムーズに日常生活を送ることができてると考えられるわけです。
そう考えると、自分が発する言葉によって、自分の潜在意識や習慣・行動パターンが形作られ、そのことによって、自分自身の大部分の行動が決められている可能性があることになります。自分が発する言葉というのは、それくらいかなりの部分、自分自身を規定することにもなっているともいえるわけです。
これ、結構、すごいことではないでしょうか。
たかが言葉ですし、たかが空気の振動かもしれません。
けれども、それがもたらす潜在意識への影響、自分自身への変化の度合いは、私たちが想像する以上に大きなものかもしれません。
言霊の力、それを証明するような決定的なことは言えません。しかし、日常のなかの習慣として、言葉や言霊について、ちょっと気にしてみたらどうでしょう。
意外とすごい力や変化を確認できる・・・かもしれません(笑)。
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