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ド素人向けコマツナ栽培講座

4月下旬、自宅の庭を改造して、プランターを大量に置けるようにし、苗栽培を始めました。そのとき、コマツナの種まきもしました。

プランターという言葉すら、よく知らなかったほどの無知だった私からしたら大冒険です。そんなド素人の私が、つい先日、失敗しながらもコマツナの収穫をしました。

もしかしたら、そんな私と同じくらい、何も知らないけどとにかく何か始めようという方も(稀だとは思いますが)いらっしゃると思うので、ここでは私の失敗談と「こうすればよさそう」という情報を共有させていただきます。

まず初めに、コマツナはとても手軽にできるので、おススメだと思います。

種はコレです。

野口種苗さんで販売していた「安藤早生」という品種です。

詳細な栽培法は、こういうところにも出ていますが、このような管理をしようとすると結構手間がかかるように思います。

なので、ここでは「こんなんでもイケそうだよ?」という内容で、ご紹介させていただきます。

■プランターで栽培
まずコマツナは、プランターで全然いけます。プランターの下に鉢底石を入れて、培養土を入れます。

培養土は、ホームセンターに売っているものを使いました。

収穫が終わって、もう一度栽培をするような場合には、土の再利用についても考えていく必要があると思います。そこらへんは、これからの課題です。

プランターの大きさは、そんなに大きくなくてもよさそうですが、私は土容量45リットルのものを使いました。

■種を蒔く時期
春の種まきは3~6月(収穫時期は5~7月)、秋の種まきは9~10月(収穫時期は10~12月)といった感じなので、収穫まで1~2か月と考えて、真夏と真冬を避けるようにして栽培をすればよさそうです。一年のうち、半分近く楽しめるというのは、結構、嬉しいですね。

■種の蒔き方
深さ1cmくらいの穴に3~4粒ずつくらいの種を蒔いて、20cm間隔くらいで植えるといいように思います。

私は、プランターに筋蒔きをしてしまいました。

しかし、発芽率がよくて、芽が出てすぐに大量の間引きをせざるを得ない状況になりました。

大量に間引きをする羽目に・・・

筋蒔きして、発芽後すぐに多くの間引きをしてしまうのは、ちょっともったいない気がします。

なので、できれば筋蒔きよりも、点蒔きじゃないでしょうか。そして、本葉が生えてきたくらいで、一番丈夫そうな苗を残して、間引きしてやるといいように思います。点蒔きの間隔(株間)は、20cm間隔くらいで大丈夫そうです。

■育て方
・・・適当に水やりをする以外、とくに何もしていません
勝手に大きく育ちました。問題は、むしろ大きく育ちすぎることだと思います。

これは、素人ならではの問題かもしれませんが、野菜を育てていると、「わー、おっきくなったー」と、野菜が大きくなるたびに喜びを感じてしまいます。その喜びに浸りすぎていると、獲り時を逃してしまうのです。

小松菜の収穫時期は、春まきは、種まき後30~40日が経過した頃です。
温度が上昇してくると生育が早くなるので草丈10㎝くらいから収穫します。
秋まきは、種まき後70~80日が経過した頃です。
草丈15~20㎝前後になったら順次収穫していきます。
収穫適期幅は、高温期で2~3日間低温期では10日以上になります。

収穫適期幅は、高温期では2~3日と言いますから、暑い時期だと、あっという間に「収穫適期」を過ぎてしまうようです。なので、一気にたくさんできてしまうと、「収穫適期」を逃したコマツナが大量発生してしまうことになります。

したがって、コマツナの種を蒔くときは、最初から収穫適期幅を見越して、例えば収穫適期幅が1週間くらいの時期に収穫するのであれば、1週間で食べきれるだけのコマツナの種を蒔いて、さらに1週間後には、そのときに考えられる収穫時期を見越して、その収穫適期幅分のコマツナの種を蒔く・・・みたいにしておけば、ずっと適度にコマツナが食べられる、ということになりそうです。

ということで、とても簡単ですが、結論です。

1.コマツナのプランター栽培はとってもお手軽
2.一回の種蒔きで、収穫適期幅内に食べきれるくらい分だけ蒔く
3.「2」で食べ終きるくらいの時間的間隔を置いて、種まきを続ける

こうすることで、旬の時期を除けば、ずっとコマツナを食べ続けられるということです・・・多分。

間違っても、私のように「やったー、種蒔くぞ!!!」などと張り切って、一気にたくさんの種蒔きをするなどというのは、もったいないからやめておきましょう。

あと、獲り時は間違えないでください。大きくなりすぎないようにです
(そこは、あまり心配しなくて大丈夫かな・・・?)

ということで、ド素人の、ド素人による、ド素人のためのコマツナ栽培講座でしたっ!

私は、20株ほど残して、引き続き種採りに挑戦したいと思います。


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