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It's a wonderful world ソロシナリオ05攻略
※この記事はボードゲームIt's a wonderful worldのソロプレイシナリオモードのプレイ記事です。ルールの説明はありません。また、シナリオを自分で楽しみたい方や自分で攻略法を探りたい方は読まない方が賢明です。
シナリオ04攻略記事はこちら↓
記事構成は以下の通りです。
①条件 ②作戦 ③プレイログ
<①条件>ソロシナリオ05:地下の支配
時を旅した帝王は過去に繁栄した国が今もなお彼が届かぬ地下の世界で栄華を誇っていることを知った。彼の野心の火は再び大きくなり始めた。
・帝国カードはB面を使用
・ゲーム開始時に工業団地、地底都市、海底都市、秘密結社を構築中エリアに配置、ゲーム終了時に全て構築していなければならない。
・ブロンズ75点以上、シルバー90点以上、ゴールド120点以上
<②作戦>
※記事の読みやすさを重視するためにカードタイプを建造物→白カード、軍用機→黒カード、研究→緑カード、巨大事業→黄カード、発見→青カードとし、資源を建材→白資源、エネルギー→黒資源、科学→緑資源、資金→黄資源、探査→青資源という表記にします。
まずは構築課題のカードをチェック。
工業団地と秘密結社に注目すると投資家寄りの構築になりそうだと気が付く。また、産出資源の欄を見ていると工業団地→地底都市→海底都市という順で構築していくイメージもわいてくる。地底都市と海底都市が産出する資源をどう使いこなせるかが高得点のカギになりそうだ。
〇白カード
資本家トークンを得られる白カードを集めてみた。これらの構築は地底都市の構築にも繋がるし、地底都市を構築できれば今度はその地底都市がこれらの白カードを構築するタネにもなってくれる。投資家トークン1個の点数が高いので序中終盤いつでも積極的に構築していきたい。
〇黄カード(投資家関係)
先ほど紹介した白カードは黄資源を生み出すものが多い。その黄資源を使ってさらに投資家トークンを集められ、さらに投資家得点を底上げできるカードを集めた。港湾区域とリニアモーターカーは投資家トークンを2つもたらす上に産出資源が豊富、カジノシティと軌道エレベータは地底都市が産出する黒資源の配置先にもなるし、投資家トークンの点数を底上げできる優れものだ。
〇黄カード(高得点)
今回は地底都市や海底都市を構築すれば、他色資源を必要とする黄カードの構築もしやすい環境なので、構築可能な黄カードの守備範囲が広くなる。それはつまり、カードの枚数がそのまま点数になるような国際会議や国定史跡が安定して高得点を出せるということだ。最終目標にこのあたりを見据えたプレイをしていきたい。
<③プレイログ>
〇1ラウンド目
手札1巡目。序盤の資源産出体制を整えるにはいい手だが、今回使うのはリサイクル工場くらい。原油採掘も構築したいが、確実にリサイクル工場を構築した状態で計画フェイズを終えたい(白資源産出を4にしたい)ので不採用とした。
手札2巡目。港湾区域は今回の方針に強いシナジーを持つ(4つの資源産出、2個の投資家トークン、黄カード)ので採用。となると黄資源産出を急がなければならない。
計画フェイズ終了時。手札1巡目の予定通りリサイクル工場はすでに構築済み。手札入れ替えでソロモン王の洞窟を発見した。これは白カード1枚につき黄資源を産出する。これが完成すれば港湾区域をはじめとする黄カードの構築が容易になるので採用した。
1ラウンド終了時。構築課題である工業団地を完成させた。2ラウンド目からは白資源産出ボーナスが得られる体制を整えた。また他の産出資源(黄緑黒)は海底都市へ。ソロモン王の洞窟を完成させるためだ。とはいえ、2ラウンド目でソロモン王の洞窟が完成する見込みは低い。ここは黄資源を海底都市か港湾区域に配置すべきだったかもしれない。
〇2ラウンド目
手札1巡目。ソロモン王の洞窟を完成させるべく諜報機関を構築することにした。ヒトクローンも黄資源産出と投資家トークンをもたらす軽量級カードなのだが黄資源を無理やり出す必要があったのでリサイクルした。手札入れ替えでやってきた金融取引所は即採用した。
手札2巡目。工業団地を構築したいが、現時点で白資源が足りない。黒黄資源の産出体制が整い始めるのでより強力なカードが欲しくて手札入れ替え。
計画フェイズ終了時。手札入れ替えをするうちに今回の方針に合う軌道エレベータとカジノシティがやってきたので採用した。2ラウンド終了時の写真は撮り忘れてしまったが、このあとの製造フェイズで金融取引所、海底都市、地底都市を完成させた。これで残る構築課題は秘密結社のみになった。
〇3ラウンド目
手札1巡目。2枚の金融取引所がある。白資源の受けもできるし、完成すれば黄資源産出、さらに投資家トークンを得られるので2枚とも構築することにした。
手札2巡目。ここで黄資源産出を爆発的に伸ばすリニアモーターカーがきた。先ほどの金融取引所がより強くなる(黄資源を実質3個産出する計算になる)し、投資家トークンも得られるので即採用した。
計画フェイズ終了時。手札入れ替えでヘスペリデスの園がやってきたので採用している。金融取引所を2枚とも完成させるために白資源をリサイクルボーナスで調整している。飛行戦隊は手札が残り1枚の時にリサイクルしてもうまみがない、手札を入れ替えることもできないということで、最終ラウンドで完成して青カードの完成にも貢献できる可能性を加味してひとまず配置した。
3ラウンド目終了時。後回しになっていた港湾区域とソロモン王の洞窟をやっとこさ完成させた。最終ラウンドは軌道エレベータ、カジノシティ、リニアモーターカーを完成させるための黒資源4つが必要な状況。結構厳しい。白資源の受けカードをあえて採用せずに赤資源にして黒資源の代用も視野にいれた計画を立てるのも一つの手だろう。飛行戦隊を優先して完成させる可能性はかなり低い。
〇4ラウンド目
手札1巡目。4枚目の金融取引所だが、それよりもリニアモーターカーの完成を急いでいたのでリサイクル。黄資源がドバドバでてくるので高得点カードが出ることを祈って手札入れ替えをした。
手札2巡目。めぼしいものはないが黒資源を確保しつつ、黄資源の受けカードを探すためにシビアにカードを取捨選択。黒資源のリサイクルボーナスを持つカードはリサイクル、残りで手札入れ替えをした。
計画フェイズ終了時。黄資源の受け先として採用したのが国際会議だった。工業団地は資源が余れば構築して、投資家トークンを受け取ろうという目算で採用した。さて、結果は…
ゲーム終了時。予定通り、飛行戦隊以外のカードは構築が完了。黄資源が溢れすぎて10個分が無駄になってしまった。
得点は114点。称号はシルバー。ゴールドまであと6点。投資家トークンが1枚4点になっていたのであと2枚。もしくは1点以上の黄カードの構築を完成させていればヘスペリデスの園と国際会議の底上げを受けて6点以上になっていた。黒資源産出が少なかったために2枚目のカジノシティを泣く泣く捨てた場面もあったので、今回は黒資源産出の少なさが反省点。せめて5個以上産出して産出ボーナスまではあるべきだったかもしれない。そうなると黄資源の産出がさらに出遅れることになっていたのかもしれないが…
時を旅した帝王は過去に繁栄した国が今もなお彼が届かぬ地下の世界で栄華を誇っていることを知った。彼の野心の火は再び大きくなり始めた。地下に潜む地底都市と海底都市は自らエネルギーを生み出すシステムを構築していた。帝王ははじめそれらの国と友好的な付き合いから始めた。しかし、彼らとの付き合いを独占するために地上には他国の邪魔が入らぬよう港湾区域を設けた。地下の国々とのやりとりで帝国は国力をより強めていったが、リニアモーターカーや軌道エレベータの技術を駆使して地下との繋がりを強めるために働いた資本家たちは帝王の手のひらを飛び出して秘密結社を組織し始めるのだった…