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「コンサル1年目が学ぶこと」感想【2章】

コンサル1年目が学ぶこと/著:大石 哲之
こちらの本はコンサル1年目が学ぶべき仕事の中のtipsが書かれた本です。
こちらを読みましたので、自身の仕事や生活とを振り返って感想文を書いていきます。

1章部分では仕事へのマインドセットや取り組み方の話をされていましたが、2章では作業効率の上げ方「思考法」が紹介されていました。自分自身資料の作成にとても時間がかかったり、手が中々進まない(思考につっかえて手が止まる)場面が多々あったのですが、2章を読みその内容を実践して以前よりスムーズに作業が進むようになりました。

1章と同じく読んでみると仕事だけに限らず私生活の中でも活かせるような様々な情報が書かれていました。その中から特に私が「なるほど!」「役に立った!」「面白い!」と思った箇所を抜粋して実体験も交えながら感想を書いていきます。

1. 考え方を考える

いきなり作業に入るのでなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くのか

①アプローチ
②考え方
③段取り

このステップを踏むことで効率的に仕事を進めることができる。
というお話しでした。

1章の『期待値を把握する』でもお話ししたように私はこれまで「ひとまず手をつけよう」といきなり作業に入っていました。それ故に、何か分からないところがあれば都度手を止めて調べてみたり、思考につっかえて手が止まり中々手が進まない...ということがありました。また、作業の手戻りが発生したり...。

そこで、早速これを試してみようと社内イベントのPV作成作業にて実践してみました。(動画作成は未経験)

普段であればいきなり動画作成ソフトをインストールして開いて「編集するぞ〜」でしたが、今回は考え方から考えて、作業手順を決めてみました。

1.絵コンテを描く
2.絵コンテを参考に必要な素材を収集
3.絵コンテを参考に必要な動画技術(アクション)を習得
4.動画編集

の順番で作業を進めることにしました。

動画編集については技術が皆無なこともあったのでまずは動画編集ソフトの使い方から学ばなきゃ...と思いましたが、動画編集ソフトの機能を1から10まで覚えていてはおおよそPVの完成は半年かかると思いました💧

なのでまずは絵コンテを作り、その中で必要になるであろう技術(フェードアウト など)に絞って学ぶことにしました。また、絵コンテが出来れば必要になる動画素材も分かるので1番最初に絵コンテを作ることにしました。

そうやって決めた順序に従って進めていくと、動画編集の作業では手が止まることなく全体で見た作業時間もとても早くスムーズに終えることが出来ました🎉(動画技術の習得は少し時間がかかりましたが)

2.雲雨傘・常に自分の意見を持って情報に当たる

雲雨傘は「雲がかかっているので、雨が降るだろうから、傘を持っていこう」のように

事実→解釈→アクション

の順番で意見までを述べるというものです。

自分は「事実」だけで終わること多かったなと痛感しました。競合調査を任された際に数値や概要だけをまとめ上げるだけで、そこから見える「解釈」と「アクション」を自分の意見として述べることが無かったなぁと振り返りました。

加えて自分の意見を持って情報に当たることが出来ていなかったんだなぁと痛感しました。

なので、この書籍の中で紹介されている練習法に取り組むようにしました。

(練習)ネットや新聞の見出しを見て、本文を読む前に理由を1分ほど考える。

早速やってみましたが少し難しかったです。

家の近くにコインランドリーが出来ていたのですが、「きっとこのコインランドリーはサブスクリプションサービスがあって普通のコインランドリーとは違う」という風に練習法とは少し違いますが、日常にありふれた情報に自分の意見を持って当たってみました。

後からそのコインランドリーについて調べてみると『洗濯代行サービス』のあるコインランドリーだとわかりました。私は「サブスクリプションサービス」だけで意見が止まり、「どういうサービス」なのかまで考えられていませんでした。またそのサービスによってどういう効果/期待がもたらされるのかも考えられていませんでした...。

これからもこれを繰り返し行なっていき、自分の意見をもっと深く持って情報に当たるようにしていきます。

3.仮説思考

はじめに予想できる範囲でストーリーラインを描いてからリサーチをする。

つまり仮説を立てて、調べるべき情報を絞るということです。

競合調査にしてもおそらくこういう傾向があるのでは?とあらかじめ目算を立てることで、調べるべき項目が決められるようなるな...と思いました。これまでは調べられる範囲で競合の様々な情報を得ようと躍起になって、比較のために資料にまとめようとした際にまとまらなくなってしまうことがありました。(結局傾向も見えてこない)

そんな時に

仮説 → 検証 → フィードバック

を繰り返すことを心がけることで、収集がつかなくなるのが防げるな。と痛感しました。また、仮説を「自分の意見を持つ」とも置き換えられて、自分の意見を持って情報に当たることにつながるなと思わされました。(自分にとってとても大事なことなのだと)

終わりに

とにかく頑張らなきゃと、手につく作業に取り掛かっていましたが、こうやって何を考えたら良いのか?、自分の意見を持って考えられるようになると心なしか冷静になり、書籍の内容に限らない部分(UXデザイン)の観点でもインプットの質が良くなったなと感じます。

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