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ISOを取得することとブランド力の重要性

みなさんこんにちは!わらがい紗羅@ISOプロです!

日用品、食品、洋服、化粧品などを購入する際、どのように商品を選択していますか?

「なんとなく」と答えてしまいそうになりますが、私たちは気が付かないうちに様々な企業の「ブランド価値」によって商品を選んでいるのです。

例えば歯磨き粉一つにしても様々な企業から製造がされている中で、購入する私にとっては数ある歯磨き粉の中でそれぞれの特徴なんて分からないし、ほとんど成分は同じなのかな。なんて思っているところもあります。

私がいま使っている歯磨き粉を選んだ理由は、ローラちゃんがその歯磨き粉のCMをしていたのがきっかけでした。それまでは有名な企業の歯磨き粉を適当に選んで使用していましたが、大好きなローラちゃんがCMをしているのを見てどうせ買うならここの歯磨き粉を買おうと思ってからずっと同じものを購入しています。

“有名な企業の歯磨き粉を適当に選んでいた”や “ローラちゃんがCMをしているから購入するようになった”、ということから、特に周りと差異がなく、質や機能だけではその商品が図れないときに企業の「ブランド力」ってすごく大事だなと感じました。

今回は、ISOを取得することとブランド力の重要性についてお話していきたいと思います!

ISOを取得する目的を整理しよう

最近では、商品の質や機能などは同様の商品価値を持っていることが多く、商品価値だけで商品を選ぶのは難しいなと感じます。
このような状況下で常に商品を選んでもらうためには、「商品価値」以外の「差」を購入者に感じてもらう必要があります。それが「ブランド価値」です。

ブランド価値とは、消費者が商品やサービスのブランド価値に共感し、ファンになっている状態を指します。
私の場合は、歯磨き粉を購入するときに”有名な企業だから”や”ローラちゃんがCMをしていたから”というところにブランド価値を感じて購入していることになります。

このブランド価値を見出すための一つの手段としてISO国際規格の取得が挙げられます。

ISOを取得する理由として、官公庁の入札加点や海外への事業拡大などマーケティング的なメリットがある中で、認証を取得していることそのものが顧客や取引先に安心感を与えたりなど、その企業の「ブランド力」向上にも繋がっていくのです。

ISO取得は正常にマネジメントシステムが動かせている証拠

ISOマネジメントシステムの認証とは、簡単にいうと「ISOが定める要求事項(ルール)に則った経営ができていると認められること」です。
「現時点でどの程度のレベルかどうか」よりも「継続的な改善が見込めるか」ということが重要視されるため、ISOが求める要求事項に沿ったマネジメントシステムを運用することで企業は継続的な改善を行うことができます。

つまり、ISOを取得している企業はマネジメントシステムが正常に動いているという証明になるのです。


ISOを取得してお客様の信頼性を高める

お客様からしてみればISOを取得している企業はキチンとしている企業だと見られ信頼性が高まります。結果的にキチンとしている企業というブランド力に繋がるのです。

例えば、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を取得している企業と取得していない企業では、同じ質、同じ機能の商品であったとしても、ISO規格を取得している企業のほうが必然的に消費者が抱く安心感が高いと思います。企業間取引の場合もISO規格を取得している会社のほうが信頼性が高く、取引しやすいのかもしれません。

ISOは「国際標準化機構」という機関から認証を受けるため、日本国内だけでなく世界中からしっかりしている会社だと世の中にみなされることになるのです。

ISO認証を取得することで、製品などの安心・安全を世界水準で証明することとなり、信用獲得や企業間取引にプラスに働く場面が多くありそうですよね。


最後に

今回は、ISOを取得することとブランド力についてお話していきましたが、いかがだったでしょうか。

多くの商品があふれている中でそのモノの品質や機能だけで価値を図るのは難しくなってきており、現代では“しっかりしている”や“応援したい”などその企業のブランドやイメージを消費者にもってもらうことで、他の企業との「意味ある差」を見出すことが大切なのだなと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今後ともISOプロ、わらがい紗羅@ISOプロをよろしくお願いいたします!


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