おもてに飛んで来た石は
眉間の盾を割らば割れ
よせるうしおは 屈辱の とうとう
足をさらわばさらってみい
ぐらぐらするのは 石 に 波
わが土性骨には
こたえませんわい
詩誌『駱駝』30号(1954年2月)
(礒永秀雄作品抄から)
おもてに飛んで来た石は
眉間の盾を割らば割れ
よせるうしおは 屈辱の とうとう
足をさらわばさらってみい
ぐらぐらするのは 石 に 波
わが土性骨には
こたえませんわい
詩誌『駱駝』30号(1954年2月)
(礒永秀雄作品抄から)