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宇宙の果てから、悲しみの歌を。
青赤短編REMASTERD Vol.6 2012年10月6日 J1リーグ 第28節 カシマサッカースタジアム 鹿島アントラーズ 5-1 FC東京 https://www.fctokyo.co.jp/game/2012100603 短編…
マッチデー売りの少女
青赤短編REMASTERD Vol.5 2011年5月22日 Jリーグディビジョン2 第13節 FC東京 1-1 湘南ベルマーレ https://www.fctokyo.co.jp/game/2011052206 短編小説/4084文字 …
After, After the Rain
青赤短編REMASTERD Vol.3 2014年4月6日J1リーグ 第6節 味の素スタジアム FC東京 2-1 サガン鳥栖 https://www.fctokyo.co.jp/game/2014040607 短編小説/3294文字 雨…
八角と油葱酥
2014年3月23日 J1リーグ 第4節 味の素スタジアム FC東京 0-4 川崎フロンターレ https://www.fctokyo.co.jp/game/2014032309 短編小説/2258文字 その魯肉飯屋の親父…
ハイウェイバスの進路
2013年5月25日 J1リーグ 第3節 鹿島アントラーズ 3-2 FC東京 https://www.fctokyo.co.jp/game/2013052507 短編小説/17746文字 敦之は激しい怒りに身を震わせなが…
宇宙の果てから、悲しみの歌を。
青赤短編REMASTERD Vol.6
2012年10月6日
J1リーグ 第28節
カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 5-1 FC東京
https://www.fctokyo.co.jp/game/2012100603
短編小説/3192文字
宇宙の果ての果ての、そのまた果ての、ある辺境の惑星。
2つの青白い月の光に照らされた荒野の真ん中に、崩れかけた廃虚がありました。
銀色のドー
マッチデー売りの少女
青赤短編REMASTERD Vol.5
2011年5月22日
Jリーグディビジョン2 第13節
FC東京 1-1 湘南ベルマーレ
https://www.fctokyo.co.jp/game/2011052206
短編小説/4084文字
アヤコは、スタジアムのコンコースに立っていた。
右手に薄い小冊子の見本を持ち、左手にはその小冊子が詰まったトートバックを下げている。
雨の味の素スタ
After, After the Rain
青赤短編REMASTERD Vol.3
2014年4月6日J1リーグ 第6節
味の素スタジアム
FC東京 2-1 サガン鳥栖
https://www.fctokyo.co.jp/game/2014040607
短編小説/3294文字
雨は嫌いじゃないって思ってた。
青空よりも曇り空か雨空の方が好きだった。
だけど、今日のこの雨は目障りで、耳障りだ。
あたしは部屋の窓から、雨の中を歩いて去
八角と油葱酥
2014年3月23日
J1リーグ 第4節
味の素スタジアム
FC東京 0-4 川崎フロンターレ
https://www.fctokyo.co.jp/game/2014032309
短編小説/2258文字
その魯肉飯屋の親父は俺に向かって言った。
「おい、日本人。シケたツラしてるんじゃねえ。こっちまで気分が暗くなるだろうが」
俺は銀色のスチールテーブルに肘をついて街を眺めていたが、その声に
ハイウェイバスの進路
2013年5月25日
J1リーグ 第3節
鹿島アントラーズ 3-2 FC東京
https://www.fctokyo.co.jp/game/2013052507
短編小説/17746文字
敦之は激しい怒りに身を震わせながら、スタジアムを後にすると、高速バス乗り場へと急いだ。
煩わしい人混みが、更に彼を苛立たせる。こんな場所にはもう1秒だっていたくない。スタジアムからはまだ、ホームチーム
みんユルクロニクル #18 『ある雨の日に』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#17『THE DAY』
2019年12月7日 土曜日 午前9時
それは、寒い寒い雨の日だった。
ぼくは手に入れたばかりの車に乗って、第三京浜を走っていた。フロントガラスに雨粒が叩きつけ、この先が思いやられたけど、不思議と気分は悪くなかった。状況はかなり不利。それでも、その事自体が開き直れる理由になっていた。案外、奇跡みたいなものが起きるとした
みんユルクロニクル#16 『ぼくらが作りたかったもの』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#15『Closer to the Edit』
最後の1日6月3日 火曜日 8:30
いよいよ公開前日。
泣いても笑っても作業できるのは今日1日しかない。残った作業は大きく3つ。連絡のとれていない4名の方を追いかけ、素材の再送をお願いすること。その方々も含め、リストから抜け落ちた素材を編集に入れ込むこと。さらに、スタッフロールを完成させることだ
みんユルクロニクル#15 『Closer to the Edit』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#14『集積と構築Ⅳ:午前3時の路上』
なぜ、そのことが起こってしまったのか。
それは未だにわからない。原因を探ることはもはや出来ないし、それをしたところでまったく意味などない。今となっては起こるべくして起こった、としか語る言葉がない。誰に責任があるわけでも、誰かがミスをしたわけでもない。一つだけ間違いないことは、僕らが気づくよりもずっとずっと前
みんユルクロニクル#13 『思索と構築Ⅲ:冒険者たち』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#12 『思索と構築Ⅱ:編集者と演出家の対話』
もしかすると、意外とお気づきの方は少ないかもしれないが、みんユルでは参加者の映像と名前が紐づかないように徹底的に配慮している。著名人であるゆりかるさんや、攻劇さんのような特殊なケースを除いて、画面上に映っている人物がどなたなのかを結びつける手がかりを作らないようにかなり気を使って制作を行っていた。
みんユルクロニクル#12 『思索と構築Ⅱ:演出家と編集者による対話』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#11『思索と構築Ⅰ:みんなそこにいた』
2020年5月28日 木曜日
isomix:「あのさ、編集のプランなんだけどさ」
Editor:「ああ、どうやってきましょっか?」
isomix:「基本的にはさー、全篇、歌ってる人の映像だけでつなげてこうかなって思ってるんだよね」
Editor:「え、どういうことっすか?」
isomix:「うんとさ、これ、い
みんユルクロニクル#11 『思索と構築Ⅰ:みんなそこにいた』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#10『COME ON EVERYBODY』
Roll Camera!2020年5月25日 月曜日 11:00
ある種の祭りのような状況から一夜明け、ぼくを待っていたのは通常業務だった。この日から3日間ほど、MV(ミュージックビデオ)の編集のために編集室に篭ることになっていた。最終的に完成するとこうなることになる、こちらの仕事はこちらの仕事で、お祭
みんユルクロニクル#10 『COME ON EVERYBODY』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#8『青と赤の旗の下に』
SELF CONTROL2020年5月21日 木曜日 12:30
みんなでユルネバ KIMIKA Special ver.が公開されてから30分後、ちーかまさんが起きてきた。
※ちーかまさんがTwitterアイコンを変更されたため、この回からリンクとスクショで違うアイコンになっています。ぼくらがこの時やりとりしていたのは
みんユルクロニクル#9 『青と赤の旗の下に』
※前回までのお話はこちら。みんユルクロニクル#8 『DIVA』
2020年5月20日 水曜日 10:00
ぼくは普段、基本的に広告の映像を作って飯を食っている。CMやWEBムービーをつくる場合、ぼくの仕事は、通常、演出コンテを描くところからスタートする。演出コンテとは、カット割りやカメラアングルだけでなく、演技、美術、セリフ、効果音、タイトルなど、映像を構成するあらゆる要素が記載された、言っ