12/4【E】英語学習アプリDuolingo(デュオリンゴ)のはなし - 5日目
先日Xでつぶやいたのだが、語学学習アプリのDuolingo(デュオリンゴ)の連続記録が50日を超えた。
昔から私を知っている人は、「え、あの人が英語を?」と驚くと思う。
まず第一に私は英語が得意でない上に、好きでもない。
これまでの渡航経験は1度だけでしかも英語圏ではない。仕事でもほとんど英語を使ったことがない。
英語に対してほとんど興味を持たない人生を送ってきた。
それが50日…1ヶ月半以上も連続して学習を続けるなんて、何かあったのかと思うのではないだろうか。
安心して欲しい、自分が一番そう思っている。
それもこれも、このDuolingo(デュオリンゴ)というアプリのせいなのだ。
元々は夫がこのアプリを入れていて、「フレンド」になると何か良いことがあるからと半ば無理やりアプリをインストールさせられた。
そうして、こいつと出会った。
デュオリンゴはスマホの英語学習アプリだ。
1回5分以内で終わるようなレッスンを積み重ねていくことで少しずつ英語を学習できる仕組みになっている。
UIはこんな感じ。
いわゆる「暇つぶし系」のスマホゲームによくある、ステージをクリアすると報酬が得られて、報酬を貯めてゲームを有利に進められるアイテムをゲットできるというシステムで作られている。
レッスンを終わるとxp(経験値?)がもらえ、xpを貯めると時間制限があるようなレッスンで時間停止できるようなお役立ちアイテムがゲットできたりする。(ちなみにxpだけではなく課金でもゲットできる)
英語の学習頻度に合わせてランクづけされ、順位によってクラスが変わる。
システムだけ見ればまるっきりスマホゲームである。
さらにスマホゲームと似ているところとして、フレンドになった人がランクが上がったり、連続記録が増えたりすると「お祝いをしよう」「フレンドはもうXXしたよ!」とプッシュ通知でデュオが煽ってくる。
この煽りが絶妙に巧い。
学習系アプリのプッシュ通知は「ハァ〜面倒くさいな」と思いがちだ。ところごデュオリンゴではそうならないのだ。
例えば「このままだと連続記録が途絶えちゃうよ!」などと夜の20時ごろにデュオからプッシュ通知が入ってくる。
「あ〜〜50日の記録が途絶えちゃうか…それは勿体無い気がするなぁ…うーん、ま、3分くらいだしレッスンするか…」
となってしまう。
そしてレッスンが終わると「ランクがあがったよ!3位以内に入ればクラスが上がるよ!」とメッセージが来る。
「じゃあもうちょっとだけ続けようかな」と続けてしまう。そうこうしていると「今から15分間はxpが2倍だよ!」とメッセージが来て「じゃあもうちょっとやろうかな」、と
……そう、このアプリの恐ろしいところは、スマホゲームの誘惑にすぐに負けてしまうような意志が弱い人間ほど、ずるずるずるずると学習を続けさせる仕組みになっているのだ。
人間の「面倒臭い」の壁を壊すのは本来非常に難しい。
学習系アプリに限らず、例えば家計簿アプリであったり、カロリー計算アプリでもいいのだが、よくあるパターンとしては「面倒臭いというのが悪なのだ。そんな怠心を持って君の目的は達せられるのかね」と言わんばかりに自発的にアプリを起動することを求めてくる(気がする)
しかし、デュオリンゴはそこをゲームアプリがこれまで培ってきた射倖心を煽る仕組みを使って「まあまあまあまあ、まずはちょっとだけ起動しましょうや、だってこ〜んなにお得なんでよ?起動しないと損ですよ?」とやってくる。
そうしてまんまと50日も続けてしまったわけだ。
全然英語が好きなわけでもなく、英語を使った仕事をする予定も、英語圏に旅行する予定も何もないのに。
ただ、最初に始める時に「全くの初心者レベル」に設定したので、50日続けてもまだ中一英語のレベルである。
I am from TokyoとかMy room is very dirtyとかスピーキングで言わされる。
英語を習得したといえるレベルまでいくには、先は大変長いと思う。
ゲーミフィケーションという言葉もあるが、ゲームをする感覚で、学習できるのであればそれはそれでいいなと思う。
一時期暇つぶしゲームにハマりまくっていた時期があった。大量のネジを抜くだけのゲームや、絡まった紐を解くだけのゲームにハマって暇があればそのゲームばかりやっていた。
デュオリンゴはそのノリで、それとは違って得るものがある。得るものがあるのはいいことだ。
そんなわけでもしよかったら、デュオリンゴやっている方、フレンドになってもらえると嬉しいです。
一緒に「レッスンコンプリートしたよ!」ってつつきあわせてもらえると嬉しいです☺️