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間違いなく 音を視て 時を聴いた

NHK日曜美術館で知った、坂本龍一氏の展覧会「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」に出かけました。

坂本さんとは高校生でYMOに衝撃を受け、その後まさかの仕事をちょっとだけご一緒できて一言だけど会話したり、自分もこの時代に生まれてきて本当によかったと思うわけです。


現場でスマホに書いたメモです。現場の印象って我ながら本当に的確です。

時間軸

音先行、映像化、そして再び音

起承転結などいらない

観覧は時間をかけて

作品によっては音が悪い

LEDかプロジェクターか(自己発光と反射光)

解像度が全てではないがやっぱりまだまだ足りない

「ビデオドラッグ」の時代との画面サイズと画角の違い

パイクさんとハジメさん


以下コメントなしで。
ほどんど音も入れないので想像して見てください



そしてこの安っぽいプロジェクションがなんかすごくよかった。泣いてる人もいました。すごくわかります。

MIDIによる自動演奏の生ピアノの手前に透明なアクリル板があって、そこに教授がピアノを弾いている映像が投影されています。ABBA BOYAGEの1万分の1くらいしかお金はかかってなさそうだけど、そういうことではまったくないのです。

この場合は背景の音に連動するグラフィックスが肝ですね。動画でお見せしたいのですが敢えてやめておきます。ぜひ現場で。

スタッフロール

それにしてもこの展示会タイトルは本当に秀逸です。間違いなく、音を視て 時を聴きました。

2025年3月30日(日)まで東京都現代美術館で開催。日付指定のチケットをオンラインで事前購入することを強くおすすめします。


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