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Macにワインをふりかけた話

出張先のホテルでサウナから上がって仕事してたら、2020年のM1 Macbook AirのUSB端子あたりに、向かいのファミマで買ってきたワインをちょっとこぼしたのです。すぐに拭き取って端子内には侵入していないようだったのでそのまま使っていました。ちなみに赤のハーフボトルです。

ところが、さきほど使用中に突然MBAがシャットダウン。ちょっと嫌な予感がしたのですが冷静にトラブルシューティングを開始します。

この手はマザーボードが逝ったか、電源系のどっちかが多い。そこで再び電源を入れるとなんとか起動しようとする。ところがバッテリーが空である表示が一瞬見えておしまい。常にACアダプターからのケーブルは挿しっぱなしなので、USB-Cが接続できていないと判断。バッテリーが逝ったなら一切の表示が出ないはずです。

MBAに2つあるUSB-C端子のうち、普段は写真のように奥がデュアルディスプレーに接続され、手前が電源ケーブル。これらを差し替えたところ充電開始しますが、外部デュアルディスプレーは表示されない。ここでACアダプターからのUSB-Cケーブルを交換しても状況に変化なし。

ということは、MBAの手前側のUSB-Cメスコネクタの異常と断定。

ネット検索とChatGPTでこんな完璧なサイトを発見。

MBA内部の詳細情報とパーツ情報、交換方法などが書かれています。

今回はUSB−Cボードの交換です。

更に完璧なことに、交換すべきパーツの購入先リンクまであるじゃないですか。

交換パーツの写真がこれ。

以外にシンプルな構造

19.99ドルかあと思って、他を探すと、あるじゃないですか、みんな大好きAliExpressで361円。


さて、ここで簡単にポチってはいけないのです。上の写真をよく見ると、USB-Cのメスコネクタって10ピンの端子が裏表に付いてるわけです。ということは・・・

この端子の上下のピン部分を掃除すればいいのではないか
爪楊枝にペーパータオル

こうやって掃除してみる価値があるのではないか。そこで爪楊枝にペーパータオル薄く巻き付けて、エタノールというかコーヒーを淹れるための燃料用のアルコールで湿らせて優しくグリグリやってみました。

すると、まだ接触不良は残るけど充電できるじゃないですか。

そこで時間をかけて丁寧に同じ作業を繰り返して、完全に復活させることに成功しました。10ピンのうちの何処かにワインが入り込んで乾燥して、接触不良を起こしていたと思われます。

でも恐ろしいのは、こぼしたあと1日近くそのまま使っていたわけで、ワインが乾燥するまでの間に液体として他に侵入していたら、ショートしたり、他の部品や基板を破損してもおかしくなかったわけです。ああ恐ろしい。

ドヤ顔でこんな記事を書くよりもいちばん大事なことは、パソコンの近くに液体を置くんじゃないってことです。

そんなことよりこの楽曲、当時から好きです。


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