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NuPhy Air60 V2 を買って手放せなくなった話 ー ③キースイッチ検討編
(② 設定編 からのつづき)
今日の時点で Nuphy Air60 V2 を購入してから約1ヶ月が経ったのですが、もうこのキーボードは私の生活には無くてはならないものになっています。この打鍵感と音の心地よさは、一度味わってしまったら離れられませんね。。。
ただキーボード沼にはまっている方のブログとか動画を拝見すると、皆さんキースキッチに並々ならぬこだわりを見せているのが分かります。そういう記事を読んだりしている間に、私もだんだんもっと良いスイッチがあるのかが気になり始めました。
Nuphy では、①購入編 で紹介した7種のキースイッチの他に、Daisy というロープロファイルスイッチを提供しています。私が購入した赤軸は、リニア方式の中では最も重いスイッチになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712066850491-CJuDrlJLaU.png?width=1200)
なお、Spring 欄にある two-stage とか single-stage というのはバネの構造のことで、この記事の解説がとても分かりやすく参考になりました。
前回の設定編で触れたように、Nuphy Air60 V2 には追加のキースイッチが4種(Aloe、Cowberry、Wisteria、Moss)、各1個ずつ同梱されています。付け替え用の工具もついていたので、試しにいくつか変えてみることにしました。
同梱されていたキースイッチの中では、 Wisteria と Moss がタクタイル方式になります。もとの赤軸では打鍵時に「カタカタ」と音がしていたのが、これらのタクタイルスイッチに変えると「スコスコ」みたいな低い音になるとともに、押下する後半で摩擦を感じるようになりました。
しばらく試してみましたが、どうやら私にはリニアスイッチが合っているらしいという結論になりました。今まであまり意識したことがなかったのですが、私は結構しっかり底打ちするタイプのようで、これは子どもの頃に何年かピアノを習っていた影響が大きいように思います。私が一番気になったのは、キーを押下した後で「戻ってくるときの音」が、リニアスイッチよりタクタイルスイッチの方がわずかに遅れるように感じたことです。別にそんなに速くタイピングするわけでもないのですが、キーボードから聞こえる音を無意識に追っているみたいで、それが期待したタイミングとずれていると指のリズムが狂わされてしまうんですよね。
キースイッチの重さに関しては、赤軸でもちょっと軽すぎるかなくらいに感じることもあるので、さらに軽いスイッチに変えるという選択は考えられませんでした。前述のように他のリニアスイッチは全て赤軸より軽いので、一周回って今使っている赤軸が一番自分に合っているという結論に至りました。
・・・ということで、私は偶然にも初手でかなり良いキーボードを引き当ててしまったのかもしれません。ただ試行錯誤をしてこなかったぶん、本当にこれが理想型なのかは分からないというジレンマもあります。すでに Keychron のキーボードも良さそうだなあと心が揺れ動いております。私のキーボード沼は、まだまだ始まったばかりなのかもしれません・・・笑
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