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【五十路MANの日記】読まずに読むズボラ書評:うつ消しごはん

今日から始まりました、読まずに読むズボラ書評。このエントリーは、アマゾンkindle書籍のお試しサンプルだけで書評レビューを書くという、手抜きまくりのシリーズです。僕の妄想と勝手な思い込みでお勧めしているので、内容は保証できません。

ですが、いい本っていうのは、だいたい「まえがき」と「目次」でピーンとくるもの。このズボラな書評を読んで何か引っかかるものがあったら、迷わず買って読んでみてください。きっと大きく外すことなく、何かしらの気づきを手に入れるとができるでしょう。

概要

精神科医として患者さんの「うつ」の軽減と治療に携わった経験から、著者の藤川徳美さんが導き出した結論。それは、日ごろ何気なく口にしている「食物」にありました。

それは、「糖質」の摂取が多すぎるいっぽうで「タンパク質」「脂肪酸」「ビタミン」「ミネラル」が足りていないこと。

現代の日本人は、食生活が豊かで何不自由なく毎日3食食べているものの、じつは「栄養失調状態」だったのです。

通常、精神科の診療はカウンセリングと投薬が中心で、「完治」ではなく「寛解」を目指すのが一般的。ですが、この著者はそうした精神科の現状に疑問を感じていました。

こうした診療方針のなにが問題かといえば、結局つぎのような弊害を生んでしまうことです。

・向精神薬の処方では根本的な治療につながらない
・薬を出し続けることでかえって薬物依存に陥る可能性がある

厚生労働省が3年毎に行っている患者調査でも、うつ病の経験者が増える傾向にあるとの記載があります。

食事とサプリメントを併用して、バランスの取れた食生活をすることで、気分が重くなったりイライラしたりする気分障害をへらすことができます。

この本では、精神科治療の伝統とは一線を画し、長年に渡って栄養療法を行ってきた著者だからこそ指導できる、具体的な食事やサプリメントの種類を、科学的根拠と治療経験に基づいてはっきりと提示しています。

もしあなたが普段から気分が重かったり些細なことで周囲の人としょうとつしたりするようなことがあれば、いちど食事内容をしっかりと見直してみることが大切です。

目次

はじめに

第1章 うつ消しごはん―肉をたくさん食べなさい
タンパク質をたっぷり摂りなさい
女性は鉄をどんどん摂りなさい
肉はどのように摂ればよいか

第2章 うつ消しごはん―明るい食事の習慣術
質的な栄養失調から抜け出す方法
サプリ活用で効果倍増

第3章 うつ消しごはん―糖質と悪い脂質を減らす
精製された糖は減らしなさい
狂った脂肪は即やめなさい
質の悪い野菜は意味がない

第4章 メガビタミン療法のすすめ―ATPブーストセットがあなたを救う
ATPセットの効果
メガビタミン療法について

第5章 栄養改善による症例集
症例が意味すること
完治への道

あとがき
参考文献


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。