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Photo by
kohki_shiraishi
詩「冬のある日」
窓を開けるとそこは雪
過去の記憶が降り積もり
今にも押しつぶされそうになる
どこかで
マッチ売りの少女が
灯りを灯すと
そっと僕の肩の荷が軽くなる
息は白く
歩くことも出来ず
ただ私は
感覚に存在をあずける
夕焼け空をためこんで
朝やけをためこんで
飄々と輝く星と月をためこんで
いつでも思い出せるように
忘れないように
いつでも取り出せるように
私が無くなるまで
じっと見つめる
窓を開けるとそこは雪
過去の記憶が降り積もり
今にも押しつぶされそうになる
どこかで
マッチ売りの少女が
灯りを灯すと
そっと僕の肩の荷が軽くなる
息は白く
歩くことも出来ず
ただ私は
感覚に存在をあずける
夕焼け空をためこんで
朝やけをためこんで
飄々と輝く星と月をためこんで
いつでも思い出せるように
忘れないように
いつでも取り出せるように
私が無くなるまで
じっと見つめる