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ことばをくっつける


前回、文章を書く習慣が途切れていることに気がつき、
これではいけないと思ったわたしは言葉を集めることにした。


好きなことばたち、ちょこっと長い言葉たちを集めることができた。おそらくもっと時間をかければ、それだけ量は出てくるかもしれないけど、それはおいおいの訓練としよう。

ことばを集めたら、文章にしたくなるのでは?
というのがわたしの目論見。

というのも、前回から聞き始めているゆる言語学ラジオ。
日本語と英語の文節の違いについて語っていて、なんだか取り組みたくなったのだ。

なんせ、国語も英語もなんだかお友達になれなかった学生時代のわたし。ラジオの言っていることがいまいち理解できないところも出てきて正直焦っている。もちろん、日本人として生まれ日本語を多めに浴びているので、わかる。だけど、勉学としての理解が到底追いついていない。英語だって、2歳くらいから習っていたのだけど、なんならべらべらとしゃべっていたのだけど、勉学に落とし込んだ途端、訳が分からなくなった結果手放してしまった。

「わからない」と伝えるのが怖かったのだろうか。
「知らない」自分が嫌で、でもどうしたらいいか考えるのもヤになった結果、今に至る。

もう一度勉強したいと人は言うけど、本当にそう。
もう一度、勉強したい。

「わからない。だから教えてほしい。」
そう伝えられる人間になりたい。

まずは、「わからない」を探す旅に出ようと思う。

手始めに、前回の集めたことばたちをくっつけたり、伸ばしたりしてみよう。

おおきな木

わたしは、おおきな木になりたい。
おおきな木のように、どっしりと構えてすぅーっと居る、そこに居続けているおおきな木になりたい。目印になれるかもしれない。誰かが休む木陰をつくることができるかもしれない。堂々としていられるかもしれない。着飾ることなく、ありのままでいられるかもしれない。そんなことを思い、おおきな木になりたい。存在として、概念として、いろんな側面から木のことを尊敬する。

おおきな木でいうと、木漏れ日が好き。葉っぱの隙間からこぼれる光。きらきらと輝く。スパンコールみたいなゴージャスさはないけれど、わたしのことを煌めかせてくれる木漏れ日が好き。そんな木漏れ日を作ることができる木が好き。

花をじっくりと選ぶ時間

お花屋さんへ行き、お花を買う。じっくりと選び、見極めて、店員さんと雑談なんかしながらお会計を済ます。一輪であっても、大事に包んでくれたお花を大事に抱きかかえて、大事におうちに連れて帰って花瓶に水をためて茎を適切な長さに切り整えて生ける。その次の日も水を取り替えて、ほかの植物の状態も同時に確認する。そんな時間が理想だなと思う。
花が光に照らされて、透けた花びらを眺めてられるとうれしい。
新芽が出てくるとうれしい。
発根しているとわくわくする。

わくわくしている自分に気づくとわくわくする。
ごきげんで居られる方法を、これからも惜しみなく探していきたい。


2つ書いてみて、楽しかったので今日はここで終わろうと思う。
読み返すと、こんなこと考えてたんだ~と気づく。
「文章を書かなきゃいけない」と歯を食いしばると途端に思いつかなくなるけど、好きなことばを集めてくっつけるのは、意外とたのしいじゃんと、これまた気づく。
こうやって文章を書いたらいいのかもな~ってのを1つみつけた。ちょっとうれしい。

次は、なにか「書きたいこと」を掲げて、その言葉を分解して、そうしてから書き始めてこうと思う。やってみよう。


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おおきな木-千宝-
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