【違う、そうじゃない】スタバ新作のコーヒーエイド® クール ライムについて
先日、待ちに待ったスタバの新作『コーヒーエイド® クール ライム』を飲んだ。コーヒーにシトラスが入ったドリンクが大好きな私にとっては最高の商品かもしれないとワクワクしながら。同時に、SNS上の反応を見ている限り私が期待しているような味ではないかもしれないという心配もあった。結論を言ってしまえば今回の新作は「ライムジュース」であった。
・コーヒーの風味をさぐる
ちょうど電車で長距離の移動をする予定があったため、乗車予定の駅にあるスタバにて『コーヒーエイド® クール ライム』を購入した。かなり透き通った色をしており、アイスティーのような雰囲気もあった。この見た目でコーヒーの風味がするのかと疑いつつ、一口飲んでみる。
ライムの風味と爽快感が一気に口の中に流れ込んできて、香りが鼻に抜けていく。これは美味しい。爽やかでゴクゴクと飲めてしまう。
そんなことを思いつつ、1口、2口と飲み進める。
まずいな、トールではなくてグランデを買っておけば良かった。早くも猛暑が続いている今年の夏には、この爽やかさと飲みやすさは偉大だ。
そういえばコーヒーの風味がしないな。遅刻か?ライム先輩が頑張ってるのにあいつどこ行ったんだよ。
・こんなとこにいるはずもないのに
気持ちを落ち着かせて何回か飲んでみた。時間をあけて飲んだりもした。しかしどこにも感じられなかった。当然、向かいのホームにも急行待ちの踏切にもいない。
SNSの評判は当たっていたのか。正直、ライムジュースとしては飲みやすくて美味しいのだけれど、『コーヒー』と名前を入れるのであればもう少しコーヒーを感じられるビバレッジを期待していた。これがコーヒーの限界なのだろうか。
コーヒーにシトラスが加わったドリンクについて、今回の商品を飲んで思うことはあるが、また別の機会に書こうと思う。
・魔改造コーヒーに手を染めるしかない
今回の新作では私の心は射抜かれなかった。これは私の好き嫌いの話であるのだから仕方がない。ライムジュースとしては好きだが、コーヒーとしては問題外だ。そもそも、スタバ自身はこれをコーヒーとして出していないのではないだろうか。そう思いホームページを見るが、確かにカテゴリー上はコーヒーに分類されている。謎が深まるばかりだ。
このモヤモヤとした気持ちを鎮めるにはあの方法しか残されていない。
『エスプレッソショットの追加』である。
これをすることでライムジュースからコーヒーへと変化するのではないか。私が愛するコーヒーへなるのではないかと考えている。まだ注文できていないため分からないが、希望はエスプレッソショットに託された。
とはいえ、この新作は美味しい。レモンスカッシュやレモネードを飲むよりも飲みやすいのではないかと思う。これから暑くなっていく日本では水分補給の救世主となるだろう。買うのであればトールもいいがグランデがいいのではないかと思う。