毒草について知ることのできる本
どんな植物にも毒になる成分はあります。分量や用法によって、薬草として活用したり、毒草として忌避されたり。例えばある薬草は血行を良くし、筋肉のこわばりを和らげる作用がありますが、子宮の動きにも連動するため妊娠中の女性に用いることは禁忌とされています。
とはいえ、どれがどう毒草なのか、知らないとわかりません。まずは知るところから始めるのに、読んできた本をご紹介します。
毒草を食べてみた
痺れ具合や症状が出るまでの時間を★付きで紹介しています。解毒の知識があるからこそできる探求です。真似できないけど、ものすごく面白い。ちなみに同じ植松先生のご本、こちらもおすすめ。
植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略
田中先生の文章がとにかく読みやすい。相手に伝わる書き方の勉強にもなります。すいすい読んで、また読みたくなる心地よさがある。
身近にある毒草たち “知らなかった”ではすまされない雑草、野菜、草花の恐るべき仕組み
基本のじゃがいもなどナス科の植物から園芸品種まで網羅した一冊です。毒像を知る基本の本として持っておくと良いです。
うまい雑草、ヤバイ雑草 日本人が食べてきた薬草・山菜・猛毒草 魅惑的な植物の見分け方から調理法まで
最近の野草や薬草の本って表紙が黒くて写真も暗いよねー(普通の感想)。内容もビジュアルも大変面白いです。
雑草で酔う~人よりストレスたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法~
全部が全部ではないですが一部毒草も入っているので、ここで紹介します。