インターネットでは出てこない情報が記載されている本
メッセゲ氏の薬草療法
インターネット検索などでは手に入らない薬草の使い方が記載されています。どこで生まれ、今はどこで見られる花か、昔から人々にどんな民間療法で親しまれてきたか、神話なども紹介されています。採取法、煎じ方の作り方等、実践的に使えるように書いてあります。また、語り口が優しくユーモアに溢れているため、エッセイとしても何度も読んでいます。
自然の薬箱
材料に「タツノオトシゴの尻尾」など、魔術書のようでもありますが、身近なスパイスから鉱石まで網羅した実践的な本です。自然界のすべてのものが薬である、ということが理解できます。圧倒的にビジュアルがいい。美しい本がある、というだけで気分が良いです。
古代出雲の薬草文化―見直される出雲薬と和方
薬草といえば奈良の宇陀、そして出雲。出雲地方に伝わるマコモをはじめとした薬草とその文化を紹介しています。古書で入手可能です。
野菜の効用―『医心方』四千年の知恵から
平安時代の医学書『医心方』から野菜の効用について選出した本。『医心方』そのものもご興味をお持ちの方は、ぜひ。
足元にある、大切なもの。石垣島ハーブ暮らし
アイヌ植物誌
ゴールデンカムイでアイヌの植物活用に触れた方も多いかも。漫画を読んでからこの本を読むと「あの場面か!」と理解が深まる速さが変わります。
延喜式
日本最古のレシピブックです。各地から中央へ朝貢されていた肉や魚の塩漬けの詳細(説明はありませんが、それぞれ当てられた漢字の意味を紐解くと、「細切りにした塩漬けの肉」などと判明します)、祝詞、染織、食料その他、古代から日本人がどのように自然と暮らしていたのか、その姿が浮かび上がってきます。
自然療法、民間療法について
ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬 改訂新版
語り口が優しく、温かい気持ちになります。経験と、相手を思いやる言葉。薬草療法の入り口に読んで欲しい本。
なにを食べるかはからだが教えてくれる。
奈良でご活躍のオオニシ先生のご著書です。お気持ちがあふれています。ぜひ読んで〜。
生命(いのち)の水―奇跡の尿療法
これは衝撃的かもしれませんが、読んでみて欲しい本。
ゆるめる・温める・巡らせる
暮らしの中に取り入れやすく、続けやすい工夫に満ちています。ビジュアルもいい。読んでいてうっとりします。読み終わると、足湯をしようという気持ちになる。
僕の人生を変えた薬酒の話
酵素シロップが甘く苦手だな、という方も薬酒はいかがでしょう。良書。