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#008「妬み」という導火線

あこがれは理解りかいからもっととお感情かんじょうだよ。

どうも、あいばんです。
昔読んでいた漫画で、こんな事を言ったキャラクターがいました。
その時は「ふうん。」くらいで読み飛ばしてしまったのですが、さっき聞いた音声配信を聞いて改めて考えてみたのです。
その配信では、とある方がこのような事をおっしゃっていました。
「ファンとして会うと、この先ずっと対等になれない」と。
ちなみにその音声配信はこちら↓

これ、かなりグサっときましたね。
(ここで言う「会う」とは、ファンがアイドルのライブに行くような「片方だけが認知された状態」ではなく、「お互いが認識した状態」で会話する事を「会う」と定義しています)
と言うのも、新しく会いたくなる人って基本的には2種類に分かれると思っているんですよ。
1番めが「この人、価値観が似ていて話が弾みそう。。。会ってみたい!」ってので
2番めは「この人、なんだか興味深い。。。凄い人だ!会ってみたい!」ってやつ。
なかなか時間を作れない社会人にとって、「会ったことないけど、話が弾みそう」で実際に会いにいく事は非常にハードルが高いと思っていて、社会人が時間を作って会いに行く人のほとんどは2番めに属するのではないでしょうか。
そんな中で「『時間を作ってでも会ってみたい人』には会ったらあかんで!」
なんて事を言われちゃったら、めちゃくちゃ苦しいじゃないですか。

実際、私は何人かの方に「時間を作ってでも会いたい」となって、会っているわけなので、、、

ただ、そんな中でも「自分の中の認識を変えれば、格付けガンギマリ状態からでも若干の勝ち筋があるのではないか?」と思ったんですよね。

じゃあ、その方法ってなんなのか?


ここで、冒頭に出てきたセリフを振り返ります。

"「憧れ」は理解から最も遠い感情。"

なら、それと対になる感情が湧いていれば格付けをひっくり返せるのでは?
つまり、大富豪でいうところの「革命」を起こすことができれば勝ち筋は見えてくるのではないかといった話。

その「革命」とは、「妬めるようになること」です。

私は、「妬み」とは相手の輪郭が見えてきて朧げながらもその凄さがわかるからこそ溢れてくる感情だと思っています。
相手の凄さが理解できていない状態で「すげー。すげー。」って言ってる時、「妬み」と言う感情は全く充填されていません。

「妬み」とは、相手と自分の距離が測れるようになったからこその吹き溜まりなのです。
「凄さは分かる。でもまだまだ追いつけない。」と思っているからこそ湧いてくるドス黒い泥土のような感情。
それは以前、あなたがその人に憧れ始めた頃にはなかった感情だと思います。その感情は誇っていい。
逆に言えば、憧れている人ができて1年経っても憧れのままであれば
そのことに危機感を感じるべきなのです。
私自身、誰かのポストがバズれば賞賛しながらも同時に「あのバズりポストどうやるんやキイイイイイイィ」と思っていますし
noteでめちゃくちゃ良い作品を読んだ時も「こんな風に感情掘り起こすなんてこの人の向き合い方どうなってんねん!例え話上手すぎ!FxxK!FxxK!」
とか思ったりすることもあります。
仲良い先輩と宴席で仕事の話になった時に
「なんであんな風に配慮した仕事できるんですか!?」
ってキレかけたこともあります(1回だけね)
ただ妬むと同時に、そうなっている自分の進歩も認めてあげることができれば良い。そして、妬みのエネルギーを自分と相手の距離を縮めることに早目に使ってください。
気をつけてくださいね。「妬み」の導火線は思ったよりも短いです。
何もしないうちにあなたの導火線が燃え尽きて負の感情が爆発しない事を祈ります。それでは、おやすみなさい。

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