無職の今一番辛いこと。
現在無職である。
転職活動中という言い方も出来るが、
何せ就きたい職業が明確すぎる上に、未経験OKの求人が圧倒的に少ないので大変難儀している。
そんな私の今の収入源は、他でもなく親からの仕送りである。
「いやバイトせえよ」ですと?
そんな単純な話じゃねぇんだよ。
バイト面接?そりゃ受けに行ったさ。
そしたら己の近況話すだろ?
私「転職活動中でして…」
面接官「どれくらいの期間入れますか?」
「…次の仕事が見つかるまでは、たくさん入りたいと思います」
「いつ頃ですか?」
「それは、分かんないですけど」
「そ、そうですよね〜…えーと」
転職活動には終わりが見えない。
いつ終わるか分からない。
早ければ来週に決まる可能性があるし、
遅ければ就活並みに決まらない。
バイト面接を受けたところで、「いつまで働けるか」なんて分かったものではないのだ。
そのおかげかは知らないが、先日受けたバイトは落ちた。
(そして先日受けた正社員募集も落ちた。もう嫌だ。)
「そんなの正直に言う必要なくない?働きたい気持ちはほんとなんだから、仮にすぐ辞めることになったって仕方ないじゃん。『ずっと働けます!』くらい言えばいいんだよ」
彼にそう言われた。正論である。
近いうちに辞めてしまう可能性がある奴を、バイトとは言え企業が雇いたい訳が無い。
それなら転職活動中のことはあまり言わず、熱意と「入れます」アピールすればいいんじゃないかと。
おい、そんなこと、私に出来るか?
嘘や隠し事をすると目が泳ぎ、異常に声が小さくなる私。
こうなるともう別の問題で落ちるわ。
嘘がつけないとか、正直者だとか、そんな御為倒しはいらん。
クソな性格だな、とつくづく思う。
「御社が第一志望です!」と面接官の目を見て言えないクソ野郎です。おはようございます。
閑話休題。
今一番、何が辛いのかという話であった。
お金が使えないこと。
お金が無い、というわけではない。
この歳にもなって仕送りしてもらって、
「次のところ見つかるまでは援助してあげるから」との母の言葉に甘え、
家賃も出してもらっている。
使えないのである。
もちろん最低限の食費や光熱費は払っている。
しかし、自分にとって好きな物、
いわゆる趣味のマンガや本であったり、
大好きなコスメや、最近だとちょっと変わった食品など(勤めてた頃はカルディが大好きで、ストレス発散に毎週通っていた)。
これらを買うのに躊躇してしまう。
「買ってはダメだ」と思ってしまう。
先日、自転車を買った。
働いていた頃こっそり貯めてきた、500円玉貯金から出して買ったものだ。
自転車によって私の生活レベルは少しだけ上がった気がする。楽だわ自転車。大好きだわ。
しかし、残りの貯金には手を付けていない。
お金が減っていくのが怖いのである。
仕送りに関しては、「親から送ってもらったお金を、自分の好きなことに使うのが申し訳ない」と思っている。
あとこちらも、単純に減るのが怖い。
お給料を貰っていたときは、自分で好きに使えるお金が毎月振り込まれることが、何より嬉しかった。
週末には買い物に行き、本屋を周り、服を見、カルディや無印に入り浸った。
これが社会人なのか。
自分のお金を自分で好きなように使える。
そのありがたみを、私は今肌でひしひしと感じる。
就職して、実家住みで、「貯金額がすごいんだよね…」と言う友人が、私は今心底羨ましい。
だって彼らは、そのお金でなんでも出来るし、どこへでも行けるのだ。時間が無いだけで。
お金なくてもどこへでも行けるし、何でもできる?
その状況に、私が今いないんだって。
日々暮らすのに必死なのだ。
自炊の為の買い物も、1回1000円超えたらビクビクしてしまうし、
友人や彼との久々の外食も、前ほど思いっ切り楽しめていない。
「お金があれば幸せになれるとは限らないけど、お金がないと確実に不幸になる」
どこかで誰かが言っていた言葉が、いま
私の胸や頭、心を痛めつけている。
お金がないというより、
お金が使えないのが、辛いのである。
残金減るのが怖い。
お金を使っていい身分ではないと思ってしまう。
「自分で稼いでたら、残金が少なくなろうと、これはやってしまうんだけどな…」
ということがいくつもある。
「そういうこと言うやつは、お金があってもやらないよ」だと?
うるせぇ
(このnoteは考えをまとめる為の文字起こしです)
日々の思うことを綴ります。エッセイ大好き&多めです!