FPS 銃の性能 ブレイクダウン考察
前置き
基本的にFPSは武器性能に多様性がある。本稿は武器性能を12に細分化し、それぞれ有利な状況または不利な状況について考えたメモ書きである。CoD:Mobileのシステムに沿った内容となるが、普遍的な部分も少なからずある。なお胸張って言えるのは素人であることのみなので、全く納得できなかったとしたらどうか苦笑いしながら死体撃ちしてほしい。
1.ファイアーレート
高いファイアーレートはDPSの一翼を担うとともに外した際のリカバリーの良さにつながる。また味方へのカバーの効率性も良好で、壁抜きがしやすくなる。一方で反動の発生間隔が狭くなり、リコイル面でマイナスになることもしばしばある。また弾薬の消費が激しくなる。
有利な状況:数的優位 近距離 壁抜き可能
不利な状況:数的不利(連戦) 遠距離
2.ダメージ 部位倍率
ダメージの大きさはファイアーレートとともにDPSを構成する。ヘッショ倍率や胴体倍率が高いと定点に対して有利目に戦える。
有利な状況:全般 対定点
3.距離減衰
大きな距離減衰は長距離戦を苦しくさせる。
不利な状況:長距離戦
4.エイム時間 ダッシュ後発射遅延
エリアを広げる過程で起きた戦闘においてエイム時間が長いと初弾を当てるまでの時間が延びる。ダッシュ後発射遅延も同様。
不利な状況:近距離戦 エリア奪取
5.反動
反動が大きいほど的あてしづらくなる。的が小さくなる遠距離ではデメリットが大きくなる。縦反動に比べ横反動のほうが縦長な人体からエイムが外れやすく、またリココンとエイムの両立が難しい。
不利な状況:遠距離戦
6.エイム弾薬散布界
リココンではどうにもならない弾の拡散は散布界が大きいことによるものである。特に反動と並んで遠距離の命中精度について重要なパラメータである。
不利な状況:遠距離戦
7.腰だめ弾薬散布界
近距離では腰だめ精度が高いことで腰だめが選択肢に入り、キャラコンの自由性が高まる。
有利な状況:近距離戦
8.機動性
高い機動性は戦略・戦術を実行するにあたり位置の障壁を下げることができる。戦略的には重要拠点への移動、戦術的にはキャラコンが自由 強力になる。また近距離での速く大きい動きは画角的に相手のエイム移動を大きくし、ガバエイムを引き出しやすい。オーバーピークするなら機動性がないとしんどい。
有利な状況:広いマップ 射線が通りづらいマップ 近距離戦
9.装弾数 リロードのはやさ
装弾数は連戦や壁抜きに多大なる恩恵がある。リスポーンにより弾薬数はマックスになるので、死なないほど必要量が増える傾向にある。リロードがはやいほど無防備な時間が短くなり、特に前線付近では重要である。
有利な状況:前線 連戦 壁抜き可能
10.ヒットフリンチ
ヒットフリンチは弾丸を食らった際に起きるエイムの跳躍である。ヒットフリンチが大きいほど、また遠距離戦であるほど(画角的に)エイムが暴れ馬になる。
不利な状況:後撃ち 遠距離戦
11.弾丸の衝撃
弾丸の衝撃は逆にこちらが当てた際相手方のヒットフリンチに掛け算する値である。大きいほど反撃されづらくなる。
有利な状況:先撃ち 遠距離戦
12.貫通力
壁抜きの可能性と同義である。射線を切った相手に対し、場合によっては一方的に攻撃できることは相手の行動に強い制約を課す。
有利な状況:壁抜き可能
以上。細かい性能やマルチプライヤーは省いた。