見出し画像

chokoZAPは今後どうなっていくのか

*この記事は社内ビジネススクールの課題に対しての記事になります。


chocoZAPとは

RIZAPグループが2022年9月より新規事業としてchokoZAPを本格展開しています。chocoZAPは、誰もが簡単に、毎日の生活に運動習慣を定着させることができ、毎日最短5分の運動で健康効果を得ることができる、RIZAP発の運動初心者向け「コンビニジム」です。2026年3月末までにchocoZAPを2,000店舗出店すること、また多数の地方自治体や法人との連携を通じ、日本の健康寿命、およびフィットネス参加率の向上に取り組んでまいります。
(RIZAPグループホームページより抜粋)

RIZAPグループは2022年、コロナ禍で業績を落とし127億円の大幅な赤字を計上しています。そんななか誕生したのがchokoZAPであり、赤字を解消し黒字化に向けた起死回生の一手となったのです。
ここからはchokoZAPがサービス開始以降どのような変化を遂げていったのか実際のデータをもとに見ていきましょう。

会員数と店舗数


昨年末のRIZAPグループ決算説明会資料より抜粋

2022年のサービス開始以降、会員数は右肩上がりに伸びており、特に23年の会員数の伸びはすばらしいですね。コロナ禍で、家から出ることが難しかったこともあり、国民の健康志向が高まり、運動しようとする人が増えたことが大きい要因かもしれません。


昨年末のRIZAPグループ決算説明会資料より抜粋

サービス開始以降、店舗数を増やし続けており、当初は都心部などの人口が多い地域へ積極的に店舗を増やしていましたが、ここ最近では地方でも店舗が見受けられるようになっています。

昨年末のRIZAPグループ決算説明会資料より抜粋

退会率

昨年末のRIZAPグループ決算説明会資料より抜粋

chocoZAPの退会率は、ブランドを開始した2022年7月を1.00とした時の指数で2024年11月に0.96と抑制できており、顧客満足度が高く、顧客がトレーニングを継続していることがわかります。
なぜ、退会率を維持できているのでしょうか。
私が考えるのはちょこっとサポート美容ケア、リフレッシュが大きい要因なのかなと思っています。
チョコザップのちょこっとサポートとは、在籍するアドバイザーが運動の習慣化を直接サポートするサービスです。
LINEで相談できたり、アドバイザーが店頭に来て運動方法の指導も行ってくれるそうです。こういったジムでは最初は一人でもくもくとできるかもしれませんが、マンネリ化してくるとどうしてもジムから足が遠のいてしまいがちです。そんなときにちょこっとサポートが退会率維持に一役買っているのでは?と思います。
もうひとつがチョコザップといえば
セルフエステ、セルフ脱毛、セルフホワイトニングセルフネイル、マッサージチェア、マシンピラティス、ゴルフ練習場、カラオケ、ワークスペース、ランドリーといったサービスが追加料金なしで受けられることでしょう。
ジムで運動することに飽きた人でもまだ他のサービスを受けられるから退会しなくてもいいかな。と考える人は多いかなと思います。
付加価値をつけてお客様にお得だ!、便利だ!とどれだけおもってもらえるかがchokoZAPの今後の成長に大きく関わってくるのではと思います。

まとめ


昨年末のRIZAPグループ決算説明会資料より抜粋

現在ではフィットネスジム市場で大きなシェアを誇っているchokoZAPですがそれも、コロナ禍で国民の運動意欲がたかまっているタイミングで展開できたことと、店舗数を増やし続けている今、付加価値としてお客様が喜ぶこと、どうやったら続けてくれるのかを追求し続けているからではと思います。
このコンビニジムにうって変わるような新しいジムの形態が生まれるまでは私はこのまま一強なのかなと思っています。

ちなみに最近、私はジムに入会しました。
chokoZAPではありません。今月の27日からスタートです。
夏までにかっこいい体を手に入れられるよう頑張ります。





いいなと思ったら応援しよう!