#30 営業先のおばあちゃんから、真の人間力を学んだ【一笑門 マガジン】
どうも、伊志嶺海です。
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「伊志嶺海【一笑門 RADIO】」の内容を発信しております。
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おはようございます。伊志嶺海です。
「日本の夜明けを創る。」を合言葉に、相棒とともに夜明創造プロジェクト旦 -TAN-を運営しております。
今日は営業中に出会ったおばあちゃんの話です。
ほんの一瞬の出来事だったのですが、人生を長く生きてこられた方の人間力を垣間見た瞬間だったので、ぜひシェアさせてください。
僕は今営業の仕事で外回りをしているのですが、先日とある古民家に営業で伺いました。
ぱっと見お家の中には誰もいないような雰囲気だったのですが、庭で一人のおばあちゃんが椅子に腰掛けてのんびりしていました。おそらく80歳くらいのおばあちゃんだったと思います。
そのとき僕は、親子向けの商材を扱っていたので、僕はおばあちゃんのところに駆け寄り、「僕〇〇から来てまして、今小学生さんがいるお家を探しているんですけど、〜〜」と話したのですが、
「うちにはいないよ〜。お年寄りばっかりさ。」とのこと。
その言葉を聞いて、「あ!そうだったんですね!でしたらまたご縁がありましたら、お願いします!」と次のお家へ向かおうとしたそのとき、
「おにいさん、とてもかっこいい靴を履いていますね。」とおばあちゃんが僕に言ったのです。
僕は本当にびっくりしました。
なぜかというと、その靴はちょうど新調したばかりの新しいスニーカーで、その日初めて仕事に履いて行ったのです。
新しい靴をタイミングよく褒めてもらえたことも嬉しかったのですが、何よりも咄嗟に初対面の人の靴を褒めることのできるおばあちゃんの人間力に感服しました。
おそらく友人や同僚でも新しい靴をパッと誉めることってできないですよね。それなのに初対面のよくわからない営業マンの靴を、あの一瞬のうちに褒めて良い気分にさせてあげるおばあちゃん。
その人間力たるや恐るべしでした。
前に本で、「相手のこだわっているものこそ、褒めると良い」というのを見たことがあり、確かに自分のこだわりを褒めてもらうと嬉しいよなって思っていたのですが、このおばあちゃんさっと誉めるだけでなく、僕のこだわりまでも見抜いていて本当にすごいなと思いましたね。
一見のんびーりな感じの可愛らしいおばあちゃんで動きも話し方もゆったりな感じだったのですが、あの間で靴を誉めることができるというのは、おそらく普段から身についているからなんでしょうね。
このおばあちゃんに出会ってから、僕も誰かの持ち物やこだわりには関心を向け、しっかり誉める習慣をつけたいなと思いました。自分がされて嬉しいことは人にもしてあげたいものです。
やっぱり人生の先輩というのはすごいですね、この一瞬の経験からたくさんの学びがありました。何気ない小話でしたが、少しでもタメになれば嬉しいです!
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