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【10分師匠】「積極的プラス思考型人間になれ」〜国分秀夫〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

※喉のコンディションが芳しくなく、Podcastはお休みさせて頂きます。

さて、今回の師匠は国分秀男さん。

国分さんは東北福祉大学の特任教授をされている方ですが、女子バレーボールの超名門校・古川商業高等学校の監督として、同校を何度も全国制覇へと導いたことでも有名です。

国分さんにお話頂いている当時の実績では、合計77回全国大会に出場していて、そのうち12回全国制覇を成し遂げているとのこと。圧巻の強さですね。

今回の結論の前に、国分さんが前置きとしてとても重要なことを話してくださっています。

 勝てば勝ったで、好むと好まざるとに拘らず敵が増え、いいようもないわびしさや孤独感と戦わなければなりません。
 人は成功した部分だけをみて他人を羨んだりしますが、その陰には何十倍、何百倍もの苦しみがあるものです。
 長い人生、誰もが苦しい場面に遭遇する時があります。しかし、それをどう受け止めるかが大事です。

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

強豪であるが故の苦難があるということですね。また、国分さんは苦しい場面なくして夢を実現した人は一人もいないと語ります。

ここから国分さんのお話の結論になります。苦しい場面に遭遇した時、人は3つのタイプに分かれるというお話です。

人間は概ね次の3つのタイプに分かれる。

①「もうだめだ、無理だ」と思う『絶望諦め型』
②「嫌だけど、しょうがないからやるか」と思う『消極的納得型』
③「この苦しみが俺を磨いてくれる。これを乗り越えれば一つ賢くなれる」と思う『積極的プラス思考型』

そして、歴史に名を残すような偉人や成功者は、③の人間からしか生まれない。

つまり③の考え方ができるようになることを目指すべきだということです。そしてこの考え方を手に入れるためには、お金や努力や時間はいらないとのこと。物事の見方をちょっと変えるだけでいいんです。

とはいえ中々簡単に人は考え方を変えられませんから、だから偉人の話を聞いたり本をたくさん読むことで、積極的プラス思考型の考え方に触れていき、自分の考えも良い方向に変わっていくとのことです。

国分さん自身も、辛いことがあったときはいつも、「俺よりももっと苦しい目に遭って頑張った人がいたじゃないか。あの人ができたんだから、俺だって乗り越えられる。」と自分に言い聞かせるようにしているそうです。

書店に行くと、たくさんの"成功者"の本がありますよね。それらを読んでみると、必ずどこかで失敗や挫折、不運に見舞われています。人生では思いもしない、神に見捨てられたのかと思うような出来事が起こったりますが、実は先人が既に同じ境遇に直面しており、解決策も講じてくれているもんです。

人は先行きが見えないと不安に感じるものですが、解決策を知っているだけで心が落ち着きます。ただ知識を得るだけでなく、自分の人生に落とし込んでいくためにも読書は重要ですね。

「ポジティブが大事だ!」ということは、もう散々言われ続けていることだと思います。ただ無理矢理前向きになろうとするのではなく、歴史や偉人から考え方のヒントを得ることが大事だと思うので、私も「積極型プラス思考型」になれるように、日々学び続けていこうと思います。


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