ぶくぶくのあわのまにまにうかびちる ゆめはいつでもにおいがなくて
新幹線 迫り出してくる建物の 向こうの空に 君は立ってる
ねぇだれか 私が歌った歌のこと 覚えていたり しないでしょうか?
泣けちゃうの 掴んでいられず飛び去った 風船みたいに空が赤くて
車達 向かう先には 朧月 今にも消えてしまいそうな君
微睡みに 夜も瞼を閉じてゆく 切なくたっていつの間にやら
てんじょうをながめているとおもいだす ゆめのなかではできることなど
ぶくぶくのあわのまにまにうかびちる ゆめはいつでもにおいがなくて
……だから今 その手をほどいて走り去る!
決意はできているのだけれど。