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わたしが「水面下では今日もパタパタ水掻きしてるけど表面上はなんとか優雅な暮らしに見えるオバサン」になるまで。
こんにちは。石塚ともと申します。2025年(平成7年)の4月に、59歳になります。大学を出てから今までずっと執筆・出版に関わっています。
今日は年の始めでもあり、今までの経歴とこれからの展望も含めて自己紹介をアップデートしたいと思い、このテキストを書いています。
自分のことを「オバサン」のカテゴリーに入れていますが、どうしてそんな自己定義が出てきたかと言うと、
・最近、街で見る人たちがみんな若く見える
・とくに、女性が誰も彼もかわいく見える
ようになったからです。
ということは、比較の対象である自分の顔が、少しずつ「若い」「かわいい」から離れていっている、ということなんですよね。五十代の後半までそんなこと考えたこともなかったのはありがたいお話ではありますし、とくにネット社会では年齢とは活躍している方がたくさんいらっしゃいますので自分もその一人になりたいなと思いますが、少しずつ、「社会のメインの年代ではなくなっているんだな~」という自覚が芽生えてきました。
あとは、ニュースで犯罪を犯した人が逮捕されるニュースを見て、その人が(とくに)「おじさん」なのに「年下」というとき、年を感じますね。
自己紹介をアップデートしようと思った理由はもう一つあります。
それは、「昨年、とても大きな問題を2つ片付けて、とっても気分よく新年をスタートできている」「そのおかげで、新しい自分を皆さんにお見せできるかもしれない」と思ったからです。
問題の1つ目というのは、複雑な話なのですがイメージしやすいような言葉でまとめますと、「親の借金を相続してたんだけど、ほぼ返し終わった」ような状態になれたこと。この借金相手にもがいていたほぼ10年間は、具体的に何をして生きてるのかあまり表にも出せなかったし、誰かに相談しても答えを出せることじゃないからすべてひとりで考慮、決断していかなくてはいけなくて、正直、大変でした。そのあいだに、自分より若い家族のメンバーがひとり死んでしまうという事態も起こりました。
その間のことを別ペンネームで書きたいと思ったのだけど、あまりに感情が血みどろすぎて、更新に手をつけられないでいます。
もう一つは……、こんな悩み、共感してもらえるかどうかわからないのですが、「飢餓感に襲われなくなった」ということです。「飢餓感」というのは、ふつうの「空腹感」とは違う、もうそれ以外は何も考えられなくなってしまう、キツイ空腹感のことです。
わたしは長年「やせる」ことに関心がありましたが、これも、「やせたい」というより、「どうして、身体には脂肪がこんなにたまっているのに、それをエネルギーとして使えずにお腹がすくのだろう?」ということが不思議だったから、なのだと今は納得しています。
わたしは今、「『フィット・フォー・ライフ』という本の、タンパク質多めバージョン」に近い食生活をしています。(下記アフィリリンクです)
『フィット・フォー・ライフ』では、消化不良を防ぐために、炭水化物とタンパク質を一緒に食べないことを推奨しています。
一緒にさえ食べなければどちらかを禁止しているわけではないのですが、わたしは、糖尿病家系からくると思われる血糖値スパイクが年々ひどくなるため、ついにかなり厳しく食生活から糖質(炭水化物)を減らす食生活にシフトしました。
そして、それがいちばん「飢餓感に襲われない」とわかりました。
現在食べているものは
・生の野菜…たくさん
・加熱した野菜…たくさん
・あまり甘くない果物(ベリー類、グレープフルーツ、青りんご、グリーン・キウィ)…少なめに
・繊維…きのこ、こんにゃく、海藻、納豆
・動物性タンパク質…以前よりずっと(煮込み用の肉、卵、かつお、鰯、鮭)
・油脂…たくさんとってもよいらしいが、そんなに消化できないので適宜
です。
「やせたい」とか「健康を維持したい」という理由は大事かもしれないけど、それ以前に、「飢餓感に襲われたくない」という理由で、効果が出ているあいだはこの食生活を続けると思います。
だって、日常の心の安定がまったく違います。クオリティ・オブ・ライフはそれなくしてはありえないですからね。
もちろん、健康や体重管理にも影響してくると思います。
さて、わたしは今、東京二箇所、パリのちょっと外側一箇所の三拠点生活をしています。
東京二箇所、というのは、仕事と生活の荷物を何度も入れ替えているうちにそうなっちゃったのですが、とても効率的に動けるようになったので、しばらくそうすると思います。パリ近郊は、静かで緑が豊かなのに自動車を持たなくても買い物が便利な場所を見つけられて、大変ありがたいかぎりです。
人生って、一瞬先は何が起こるかわからないので、食生活もライフスタイルも「当面はこうするつもり」としか言えないのですが、今のところ、変更する必要や計画はなく、落ち着いていて、こうしてテキストを書いたり仕事や趣味や勉強に集中できるだろうと思っています。
編み物や裁縫と、クラシック・バレエに興味があります。美術鑑賞やクラシック音楽鑑賞も好きです。お風呂も好きですが、温泉めぐりをするほどの時間はとれないので、銭湯、スーパー銭湯によく行きます。フランスのアパートはシャワーしかないので、身体を冷やさないように近所の「ドーム型サウナ」、というのに定期的に行っています。
一緒に暮らしている家族はいないけど、フランスにコンパニオン(一緒に住んでいないけど余暇活動をともに行うパートナー)がいます。
こんな、「水面下では今日もパタパタ水掻きしてるけど表面上はなんとか優雅な暮らしに見えるオバサン」の発信が、あなたのお役に立てれば幸いです。
記事はときどき有料にする可能性がありますが、基本的には無料で発信の予定です。note のサポート機能での応援は、大変ありがたく受け取ります。あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。
こんな人です^^