「最近の若い人は長文が読めない」らしいけど、大人の自分も3行も読めてないのですが|情報洪水の中で何を読むか?
とかく最近の若い人はスマホの影響なのか「最近の若い人は長文が読めなくなった」とか読解力がないなどよく聞かれる。
昔から国語が「3」以上にはなったことがない自分。本を読むのは苦手な方だ。(だから毎日オーディオブックを好んで聞いている♪)でも、振り返ると大人も3行の文章も読めてないことが多々ある。自分も含めである。
最近のスマホによるITやSNSの発達がひとつの原因だと思うけど、スマホのない時代も振り返って考えてみたい。
昔は少ない情報を読み込んで想像するしかなかった
スマホがない時代は、どうしていたのだろうかと考えることがたまにある。人との待ち合わせやすり合わせは、電話して会話して、しっかり準備して出かけていた。
本を読むときは、図書館で借りて割と腰を落ち着けて読んだりしていた。
広告なども、わりとしっかり読んだりした。ファミコンのカセットを買うときも、1枚の広告にカセットと1枚の紹介画像がずらっと並んでいて、それを見てどれを買おうかわくわくしたり、どんなゲームか想像したり、とてもとても悩んだりした。
ああ、初めて海外旅行に行くときは、地球の歩き方を1冊買ってきて、穴が開くほど読んだっけ。その文章や挿絵からその地域はどんなところで、何が見どころでなど頭へしっかり入れて行ったっけ。
車で遠出をするときは、ナビなどないから、紙の地図を開いてどのみちを行くか頭へ叩き込んだりしたっけかね。記憶力の自信のない自分も、道に迷って困るのは自分だから、根性というか背水の陣のような気持ちで記憶にチャレンジしたら割と頭に入った気がする。
昭和か!と言われそうだけど、実際昭和で、効率が悪いと言われれば確かにその通りだ。でも実際苦労した場面はあったけど、当時はそれが当たり前だったし、今思えばロマンがあったなぁと思う。
読めないのではなく、読まないのだと思う|1日に読める量には限界がある
今は、仕事ではメールは当たり前のように使い、さらにメールよりも便利になったSNSといった仕事ツールもある。
仕事のメールは1日100通を超えることはざらにあり、タイトルだけで取捨選択していく。SNSもいくつか使っているけど、最近は未読がたまり続けているのもある。
それでも以前は、自分は全部読もうとしていた。ただそれをやると、1日の大半はメールを読むことで終わってしまう。それに加えて仕事もしたので一度壊れてしまったことがあるのだ。
今は、割り切ってスルーだ。本当に必要なことは電話がかかってくると割り切って。
だから、自分の出すメールも同じことが言える。重要な3つことをやってほしいと、箇条書きにして3つに分けても、1番目に書かれていることしかやってくれなかったりする。
1メール一意だと思って3通にしたこともあるが、1通目だけやってくれるけど、2通目、3通目は同じことに思われるのか、くどいと思われるのか割とスルーされる。
文章は簡潔明快に!といっても最近は限界をひしひしと感じており、何をしても一度はスルーされるのだなと思うことがある。
まぁ、そういう自分も同じようなメールが来ると、同様に最重要なことを見つける視点で見るので、1つやって残り2つはスルーするのは、わりとやってしまう💦
まとめ:見落としてしまっても、本当に大事なことは向こうから連絡が来るよ
結局、人の注意力には限界があって、今の情報の洪水なる社会(というより、もはや水没した情報の大海原か)では、一番大事なところを追いかけることで何とかなるような気がしている。
今、自分はどんなえらい人のメールでも、タイトルだけで読むか読まないか決めてしまっている。実際にスルーしてしまっていて、「あれどうなった?」と電話が来ることもある。
でも、まぁ今の方が自分はストレス少なくなったし、電話で言ってくれればそれでなんとかなるし、まっ、いっかなと思う。
メールで来ているのに、電話をもらうというのは無駄にも見えるけど、いかに自分をすり減らさずに、かつ持ちつ持たれつで行けたら、2度手間の無駄があるのも含めてスムーズにいくのではないかと思う。
若い人もそうでない人も今の時代は氾濫する情報の中を生き抜く時代ということだろう。
3行日記 : 毎日のトレーニングで新しいアニメが見つかった
毎日の3本ローラーで、新しいアニメを見始めた「薬屋のひとりごと」である。1本20分で見ることは、その間に10キロ走れるのでちょうど良い長さである。また、1倍速で見るのでじっくり見れる。1倍速で楽しめるのはなんか贅沢でもある。
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