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怖さと共に読む湊かなえの『リバース』|人には知らなければ良いこともある?|友情の悲劇と知ることのリスクとは

今日は湊かなえ作品「リバース」を読みましたので感想を書きたいと思います。

間接的なネタバレになりますが、世の中には知らないことが良いことがよくあるなぁと思います。


大学のゼミ仲間|山で酒を飲みながらBBQを楽しむ

4人の仲間たち。仲良しグループで斑丘高原の別荘に皆で泊まりでの食事をすることになっていた。その別荘の主の子もそのグループの一人。しかし、その人は後から来ることになっていた。

先に到着したグループは食事を先に始めてしまった。どうやらBBQのようだ。ほとんど食べ終えたころに、別荘の主の子が駅までついたので迎えに来てほしいと電話が入る。

しかし、みんな飲酒をしている。車の免許を持っているのは2人。一人は車の運転は得意だが、飲酒運転は全体しないと主張する人。もう一人は、免許を取って間もない人柄が良い人。結局、後者の人が行くことになるのだが、山を下る途中に事故で命を落としてしまうところをめぐる内容である。

本当の原因は思いもつかないところにある|知らなくて良いこともあるから怖い

事故をしてしまった原因が、運転技術が未熟なものが、飲酒運転によるもののせいで事故を起こしてしまった。

原因は果たしてそれだけなのかというミステリーである。こうかくとそれだけではないのが答えでそれでこそミステリーなのだが。

読んだ感想は何気ない行動が良くも悪くもして「怖い」と思ったことです。
善意の行動が、その人にとっては大迷惑な行為になることもあることを学んだ。ではどうすれば良いかというと、これは今回の件は防げないのかもしれない。

知ってしまったことで自分を苦しめることもあることを心に刻んでおきたい。

聞いていくとだんだんと慣れてくる

本書の朗読は俳優の藤原竜也さん。実は前回、途中で聞くのをやめていた。
その時の記事はこちら。

独特の声が渋いのだが、長時間ずっと聞くにはやや耳障りに感じたためだ。実際に、作品の感想をみていくと、声質のことについて書かれている人も多くいる。

意を決し、もう一度聞きなおすと、今度は最後まで聞くことができた。どうやら耳が慣れたようである。耳が慣れるということは、自分の聞ける守備範囲が広がったということ。

苦手を一つ克服できた感じ。苦手という表現が妥当かわからないけれど、ちょっとだけ違う自分になれたのは間違いない。

3行日記 | 今日は記事が更新できないと思った

この個所は、今日の記事を書く前に書いている。ギリギリセーフで記事を書けているから。今日は書けないかと思った。とっても書く気がおきずに朝早く起きてもスマホで動画を見続けてしまったから。

でもなんとか起きた。ネタに困っているわけではないけれど。本は毎日読んでいるのでネタがないわけではないけれど。何か知らないけれど気乗りしないときもあって、でもなんか焦りがあったりすることもあって。

そんな時は変なストレスにさいなまれているときが多い。
今はちょっとストレスを感じているのかもしれない。でも、書いていくと不思議と気持ちが上がっていく。よし本編を書いていこうか

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