半沢直樹(2020年)も一気に見てしまいました|令和版もおもしろいですね
先日からの引き続きで、2020年版の半沢直樹を見てみました。2013年から7年後に作成されたドラマです。過去に見たことがある方も多いと思います。
こちらもU-NEXTが独占で配信している作品のようです。半沢直樹シリーズは有名ですけど、再放送がなかなかされない作品ですよね。
TBSは再放送がされにくいのもありますが、もろもろの事情があるようです。2020年と2013年の作品を比べながら書きたいと思います。
2020年でもスピード感があるドラマ展開|今回の通信手段は流石に全員スマホでした
前回の記事では、物語の展開が携帯電話だからこそ、スピード感あふれる演出ができたと書きました。それから7年後の2020年はスマートデバイスはさらに発達し、みなさんスマホになりました。
LINEとかSNSもしっかり発達したので、きっとメッセージでのやり取りでつまらなくなると思いきや、新しいスマホ機能をうまく使い、以前と負けず劣らずのドラマ展開で楽しかったです。
スマホでも電話主体なのがやっぱりドラマとしてはテンポが良くていいですね!さらに、ラインでIDパスワードのやりとりや、2つのスマホでスピーカーモードで2つの電話で音声を共有して話をするさまは、なかなか面白い方法でした。
ということで、画像やSNSをうまーく使っているので前言撤回です!
今どきの若い人が垣間見える展開|肩をたたけない、飲みに誘えない、でも・・・
前作の2013当時は部下には、結構強引に依頼などができましたが、今回の作品は部下の肩をたたいたり、飲みに誘ってもついてこなかったりと今時感が伝わってきました。
けれども、そんな若手も物語が進むにつれ打ち解けて、居酒屋会議もされるのでした。
罵声を飛ばす|令和でもオッケー!
半沢直樹の真骨頂は、睨み気味での「倍返しだ!」です。時には罵声ともとれる大声で「倍返しだ!」を言ったりしますが、令和でも健在で良かったです。倍返しがないと物語自体の面白みというか、良さが変わってきてしまいますからね!
いつも、少しやりすぎる半沢直樹:やりすぎなければ銀行員として出世安泰なのに・・・でも、そこが良いのです
半沢直樹は、いつも少しやりすぎるところがあるようですね。徹底的に約束を守らせたりしますね。例えば、白黒はっきりした状態からの土下座要望です。それは最初の約束だから。
ただ、やりすぎるからこそ、銀行を追い出されて証券会社に飛ばされちゃったりするのですよね。とはいえ、これがあるからドラマになるのかなぁと思いました。
少々ネタバレですが、飛ばさられるというのは単なる左遷だけではなくて、ほとぼりを覚ますためにも使われるのだな!ということを学びました。
偉い人がコテンパンにやられたとします。社内には派閥があるので、そのコテンパンに派閥についている人からの報復もあったりするのです。そんな社会人生命の危険もあるときには、一時的に別の会社に飛ばしてほとぼりを冷ますというのもあるのだなと思いました。
まぁ、こんなドラマみたいな大立ち回りが現実にはあるとは思えませんが、要は人事異動にいろいろな思惑があるのです。
至近距離からの大声と睨みで目が血走っている:これも半沢直樹
2013年も、2020年も皆さん目が血走っています。ちょっとみんな睨みすぎです。顔に力入りすぎというか。血管が切れそうで怖いです。
また、セリフは顔と顔の距離が近い近い。コロナなのに近すぎでしょと思いましたが、ここを変に妥協してしまうと作品が面白くなくなっちゃうのでナイスな演出です。
心配になるのは、みんな難聴なるんじゃないかという至近距離からの大声演技。耳大丈夫なのでしょうか。
でも、それを含めて半沢直樹の魅力なのでしょうね。
金融庁検査が笑えてくる|お決まりの調査、もうちょっと取り逃がす
片岡愛之助の金融庁の査察官および、国税局の査察官。証券会社、銀行それぞれ査察があって、オネエキャラがさく裂です。毎回毎回行くところに半沢がいて、もう少しのところで、取り逃がすので実に面白い立ち回りです。
2020年でもイチモツを握って叱責するシーンは健在なので、令和でもokのようですw。写真はモロですが、なにかいけない感じがしたので塗りつぶしました。
ビジネスは、感謝と恩返し
「倍返し」は半沢直樹の決まり文句ですが、もう一つ印象的な言葉がありました。それは、「ビジネスは感謝と恩返し」です。「倍返し」と対になっているのだろうと思いました。
仕事は、自分のためにするのではなく、人のためにするものです。人に感謝して恩返しをするつもりで行うのが仕事の本質を語ってました。
人様の役に立つからその仕事の意義があり、仕事をするなら役に立つことが大切なんだなと改めて思いました。
大和田常務と半沢直樹の大嫌い同士が手を組むのがおもしろい
大渡常務は、半沢直樹にとっては、父親を貸しはがしの犠牲者にされた言わば仇敵。2013年では土下座をさせて完膚なきまでにしたけれど、この大嫌い同士が利害一致からコンビを組んで、敵に挑むさまは見ていて気持ちよかったです。
お互い大嫌いとはいえ、似たもの同士。何か通づるものがあるのでしょうね。
前回の仇敵が仲間になるのは、ドラゴンボールっぽい展開だ
2020年版は、2013年版の時に敵になった人が味方になって活躍します。昨日の敵は今日の友とはこのことですね。しっかり査察官の黒崎(愛之助)も味方として活躍するので、伏線回収というか、共通の敵がいると手を組む条件になるのですね。
まとめ:半沢直樹2020は面白い|U-NEXT以外で再放送するのはまだまだ先かな・・・
このゴールデンウィーク中に楽しめたドラマとして、半沢直樹はとてもおもしろかったです。このドラマはたぶん、自分はしっかり見てなかったかもしれません。本ではしっかり読みましたが、メディアの方もうまく原作の雰囲気を伝えられてリるんじゃないかと思います。
再放送に期待したいですが、出演者にスキャンダル的な事象もでているので、再放送はまだまだ先になるのかなぁと思います。
#3行日記 :半沢直樹の物まねもおもしろい
今日の記事の続きのような3行日記ですが、半沢直樹の倍返しは至って真面目で緊迫感があるのですが、それをコントにするとこんなにも面白いのかと思ってしまいます。
半沢直樹2013レビューの記事を書いたときに、知ってるけど未視聴・未読という反応がけっこうあったで意外と見たことない人が多い?と思いコント版を貼り付けました。元を知っているので似すぎていてめちゃくちゃ笑えてくるのですが、見たことない人がみたらどう思うのでしょうね。笑
#1年前 :採用は運だけど、優秀な人はどこでも優秀なこと
「6人の嘘つきな大学生」という本を読んでいたみたいです。ミステリー小説でしたが、人の採用というところでいろいろ気になることを発信していた作品だと思いました。。。5000人の中から1人を採用する。一番優秀な人を選ぶなんて、無理でしょうということでした。
たしかにその通り、その時、優秀そうに見えた人が勝ち。すなわちかなりの運が必要ということでしょうか。しかし、採用された人が成功するかどうか、また落選する人が将来成功するかしないか。これに明確なことは、真に優秀な人はどこでも成功していくということのようでした。
世の中、そうしてみると、1時点を見れば不平等に見えて、時間を加えてみるとチャンスとしては平等で、でもやっぱり能力次第な部分もあるんだなと思いました。はぁ~~~(いろいろ、人生を振り返った時の何かのため息)
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